ニュース・スポーツ

３月もそろそろ終わりを迎える頃で、待ち遠しくなってくるのがサクラの開花ではないでしょうか。

鹿児島県鹿児島市と鹿屋市の花見スポットの１７日のサクラの様子を取材しました。

川路あかりアナウンサー
「青空も見える午後３時の鹿児島市吉野公園ですが、冷たい風が吹いています。手元の温度計は１３．２℃、季節は足踏みしている様な感じですが、サクラはどんな状況なのでしょうか？」


１７日午後の鹿児島市のサクラの名所のひとつ、吉野公園。約６３０本のソメイヨシノが植えられています。

管理事務所の担当者に話を聞きました。

県立吉野公園管理事務所・中村一成さん
「今年はサクラも４月になって咲くんじゃないかと心配していたんですけど、３日くらい前からちょっと膨らんできて、一斉に今年は咲くんじゃないかと」

吉野公園のソメイヨシノの標本木を見てみると・・・

中村さん「こことか先が割れて」
川路アナ「ほんのり桜色に」
中村さん「あと４～５日くらいですね」

少し先が割れて、ほんのり桜色に染まっているところもありました。

さらに例年早咲き傾向にあるという、公園奥の広場に育つ木も見てみると・・・

中村さん
「先が割れてるでしょ。割れてたらあと３～４日くらいで咲く。『早くでてこい』って感じですね」

散歩途中の来園者
「今度の寒さでどうですかね。暖かくなるとパッと開くんじゃないか。楽しみにしています」

吉野公園独自の開花宣言は２０２４年が３月１８日、２０２３年が３月２０日でした。


春山たかよ記者
「鹿屋市の串良平和公園です。冷たい風が吹いていますが日差しはあたたかく、桜のつぼみも少しずつ膨らみ始めています」

旧海軍の特攻基地だった串良平和公園には、戦時中、滑走路として使われていた道路、合わせて約２．４キロに約９００本の桜が植えられています。

桜のつぼみはまだ小さく、鹿屋市によりますと、例年、３月の終わりから４月の初めにかけて見頃を迎えるそうですが、２０２５年は、寒さなどが影響して開花が遅れそうだということです。


では鹿児島県内の主なサクラの名所の開花予想を見てみましょう。

早いところですと薩摩川内市の新田神社、伊佐市の忠元公園は２２日にも開花を迎えそうです。

お天気も気になるところですが、週間予報も見てみましょう。

あさって１９日は雨の所もありますが、次第に回復に向かうところが多そうですね。

その後しばらくは広く晴れるでしょう。

今週後半になってくると気温が上がって春の陽気になりそうです。