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鹿児島・川内大綱引 国の重要無形民俗文化財に指定 保存会「うれしく思う」

2024年3月21日(木) 21:02

鹿児島県薩摩川内市で毎年9月に実施されている川内大綱引が、正式に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

400年以上の伝統を誇る川内大綱引は、戦国武将、島津義弘公が関ケ原の戦いの際に兵士の士気を高めるために始めたとされ、例年、秋分の日の前日に行われています。

国の文化審議会は1月、「九州地方の綱引き行事の地域的な展開や、日本の綱引き行事の変遷を理解する上で重要である」として、重要無形民俗文化財に指定するよう文部科学相に答申していましたが、21日付の官報に告示され、正式に指定されたということです。

指定を受けて川内大綱引保存会は「これまでの伝統を守り継承してきた歴代の保存会員や地域の皆様に感謝するとともに、大綱引425年と(薩摩川内)市制20周年が重なる節目の年に指定されたことをうれしく思っています。今後も後世に引き継げるように頑張っていきたいと思います」とコメントしています。

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