アマミノクロウサギの飼育研究施設がオープン 野生復帰目指して 鹿児島・大和村
2025年4月20日(日) 18:16
国の特別天然記念物に指定されているアマミノクロウサギの研究飼育施設が、奄美大島の大和村にオープンしました。
アマミノクロウサギミュージアムQuruGuru(くるぐる)は、大和村が約8億2700万円かけて整備した研究飼育施設です。
「くるぐる」とは奄美の方言で「黒々している」という意味で、アマミノクロウサギの姿を表しています。
獣医師が常駐し、交通事故などでけがをしたアマミノクロウサギの治療を行ってから野生に戻すことを目指しますが、それが難しい個体については飼育、展示を行い、アマミノクロウサギの生態解明に取り組むということです。
20日は開所記念式典が行われ、塩田知事や地元選出の国会議員ら関係者約100人が出席し、施設のオープンを祝いました。
現在、施設では鹿児島市の平川動物公園から移送された2匹のアマミノクロウサギが飼育されていて、夜行性のアマミノクロウサギが観察できるように照明を落とした「よるにわ」と、屋外飼育場の「ひるにわ」でそれぞれ観察できます。
アマミノクロウサギミュージアムQuruGuruは21日から一般公開で、入館料は高校生以上が1000円、小中学生が700円となっています。
アマミノクロウサギミュージアムQuruGuru(くるぐる)は、大和村が約8億2700万円かけて整備した研究飼育施設です。
「くるぐる」とは奄美の方言で「黒々している」という意味で、アマミノクロウサギの姿を表しています。
獣医師が常駐し、交通事故などでけがをしたアマミノクロウサギの治療を行ってから野生に戻すことを目指しますが、それが難しい個体については飼育、展示を行い、アマミノクロウサギの生態解明に取り組むということです。
20日は開所記念式典が行われ、塩田知事や地元選出の国会議員ら関係者約100人が出席し、施設のオープンを祝いました。
現在、施設では鹿児島市の平川動物公園から移送された2匹のアマミノクロウサギが飼育されていて、夜行性のアマミノクロウサギが観察できるように照明を落とした「よるにわ」と、屋外飼育場の「ひるにわ」でそれぞれ観察できます。
アマミノクロウサギミュージアムQuruGuruは21日から一般公開で、入館料は高校生以上が1000円、小中学生が700円となっています。