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１２日は毎年恒例、１年の世相を表す「今年の漢字」が発表されました。

そこで山根アナウンサーが街の皆さんにそれぞれの２０２５年の漢字を聞いてきました。

１２日、京都の清水寺で発表された「今年の漢字」。

全国から最も多くの応募があったのは「熊」でした。

全国各地の市街地にも出没し、人への被害も相次いだ世相を反映した形です。

山根美乃梨アナウンサー
「今年も残り３週間を切る中、街の皆さんはどんな漢字１文字を選ぶのでしょうか」

こちらの高校生が挙げたのは「挑」むの文字。

Q.その理由は？
高校３年生
「今年１８歳になって自動車学校に通い始めた。忙しいことは楽しいことだと思って、挑むことの大切さを知ったのでこの文字にした。来年の文字は『車』になっていると思う」

一方、こちらの男性は「職」という字を書きました。

５０代 学校事務員
「子供が転職して今度の４月から学校の先生になる。やっと肩の荷がおりた。（決まったのは９月くらい。うれしかった。子供のいいところを伸ばしてあげられる先生になってほしい」

パティシエとして働くこちらの女性が選んだのは「幸」です。

２０代　パティシエ
「私はケーキ屋さんで働いていて今年一年間、多くのお客さんにケーキを渡すことができて、幸せと笑顔をたくさん届けることができたと思うから。技術を上げてお客さんにもっと幸せになってもらえるようなケーキを作りたい」

一方、その友人が挙げたのは…
「今年子猫を拾って犬派だったが猫派になったので『猫』。家の近くに子猫がいて拾った。思ったよりも懐いてくれてかわいいなと思ったから。元気に育ってほしい」

こちらの女性は公私ともに大切だと感じた「和」を選びました。

５０代会社員
「みんなと協調性を持って過ごそうと思った。思いやりを持って相手に対して行動するべきなのかな。みんな仲良く平和に過ごしていきたい」

軽音部に所属するというこちらの男性は…

高校３年生
「気持ちの『気』。音楽をやっていて（曲を）作っているんですけど、自分が納得のいく音楽を作れなかったときにどうして自分はこうなんだろうとか、気持ちが弱くなってしまう。自分の弱いメンタルの部分をこれから強くして、来年はシンガーソングライターになる第一歩として曲を出したい」

１文字に込められた思いは人それぞれ。

２０２５年１年を振り返るとともに、２０２６年への展望も感じられました。