鹿児島県奄美市 1泊200円の宿泊税導入へ 早ければ2027年4月から
2025年3月25日(火) 11:54
鹿児島県奄美市の環境保全などに役立てる財源確保のため、有識者らでつくる検討委員会は、市内の宿泊施設に泊まる客から、1泊200円の宿泊税を徴収することを妥当とする報告書をまとめました。
有識者や観光関係者らでつくる検討委員会では、奄美市の環境保全や受け入れ体制の整備などにあてる新たな財源確保のための方策について、2023年から議論を重ねてきました。
その結果、公平で継続的な財源が見込まれるとして、市内の宿泊施設に泊まる客から宿泊税として、1人あたり1泊200円を徴収することなどを盛り込んだ報告書をまとめ、安田壮平市長に手渡しました。
検討委員会の委員長を務めた 鹿児島大学法文学部・松田忠大 教授
「世界自然遺産として価値が高まり、来訪者が訪れるのはいいが、やはりそれなりに地域に負荷がかかっている。確実な方法として構想しやすいだろうということで、宿泊税を徴収する形になった」
奄美市は今後、宿泊事業者への説明や条例を制定し、早ければ2027年4月から宿泊税を導入する方針です。
有識者や観光関係者らでつくる検討委員会では、奄美市の環境保全や受け入れ体制の整備などにあてる新たな財源確保のための方策について、2023年から議論を重ねてきました。
その結果、公平で継続的な財源が見込まれるとして、市内の宿泊施設に泊まる客から宿泊税として、1人あたり1泊200円を徴収することなどを盛り込んだ報告書をまとめ、安田壮平市長に手渡しました。
検討委員会の委員長を務めた 鹿児島大学法文学部・松田忠大 教授
「世界自然遺産として価値が高まり、来訪者が訪れるのはいいが、やはりそれなりに地域に負荷がかかっている。確実な方法として構想しやすいだろうということで、宿泊税を徴収する形になった」
奄美市は今後、宿泊事業者への説明や条例を制定し、早ければ2027年4月から宿泊税を導入する方針です。