川内大綱引用の稲刈り進む 2026年用の綱の材料として準備 薩摩川内市の秋の風物詩 「米も大事だが、大綱用も大事」
2025年10月7日(火) 19:10
秋の気配が深まる中、県内では稲刈りが進んでいます。鹿児島県薩摩川内市の田んぼでは、先日おこなわれた伝統行事の準備も兼ねて稲刈りが行われました。
1年後に向けて、今からスタートしています。
秋晴れの空が広がった薩摩川内市寄田町の寄田の棚田です。
黄金色の稲穂が風に揺れ、実りの秋を迎えていました。
中俣美咲気象予報士
「こちらの稲刈りは、ただの稲刈りではありません。実はこのわら、この後あるものに変身するんです」
それが・・・
時吉さん親子
「川内大綱引用の綱」
薩摩川内市の秋の風物詩「川内大綱引」。2025年は9月22日に行われたばかりですが、早くも2026年用の綱の材料として、準備が始まっています。
時吉賢二さん
「バインダーという機械で刈り取って2週間くらい干して脱穀して、わらを大綱引用の倉庫に持って行く」
2025年は大雨や台風の影響がほとんどなく、豊作だということです。
時吉正男さん
「米も大事ですけど、大綱に出す稲わらとしては、いいわらを作ってあげたい」
より長く育つようにと、肥料を工夫し、大綱引に必要なわらの半分以上をここ寄田町で生産しています。
時吉正男さん
「いい天気が続いた場合のわらは(乾燥が進んで)質が良いと感じる。それが嬉しい」
1年後に向けて、今からスタートしています。
秋晴れの空が広がった薩摩川内市寄田町の寄田の棚田です。
黄金色の稲穂が風に揺れ、実りの秋を迎えていました。
中俣美咲気象予報士
「こちらの稲刈りは、ただの稲刈りではありません。実はこのわら、この後あるものに変身するんです」
それが・・・
時吉さん親子
「川内大綱引用の綱」
薩摩川内市の秋の風物詩「川内大綱引」。2025年は9月22日に行われたばかりですが、早くも2026年用の綱の材料として、準備が始まっています。
時吉賢二さん
「バインダーという機械で刈り取って2週間くらい干して脱穀して、わらを大綱引用の倉庫に持って行く」
2025年は大雨や台風の影響がほとんどなく、豊作だということです。
時吉正男さん
「米も大事ですけど、大綱に出す稲わらとしては、いいわらを作ってあげたい」
より長く育つようにと、肥料を工夫し、大綱引に必要なわらの半分以上をここ寄田町で生産しています。
時吉正男さん
「いい天気が続いた場合のわらは(乾燥が進んで)質が良いと感じる。それが嬉しい」