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ニュース・スポーツ

網掛橋開通で賑わい戻る一方、まだ帰れない46世帯 姶良・霧島豪雨災害から3カ月 被災地の今【鹿児島】

2025年11月11日(火) 19:32

2025年8月に発生し、鹿児島県姶良市と霧島市を中心に大きな被害を出した豪雨災害。

被災地では着実に復興が進んでいますが、今もなお苦境の中にいる人もいます。

あれから3カ月。

被災地の今を見つめました。

姶良市加治木町。

9日、この町が喜びに沸きました。

池田政昭記者
「午前10時、先頭の車両が網掛橋を渡ります」

全面通行止めが続いていた国道10号網掛橋の開通です。

住民
「良かったです。本当に長い3カ月でした」

県の主要道路である網掛橋が通行止めとなったのは3カ月前。

2025年8月8日の記録的な大雨。姶良市と霧島市を中心に被害が拡大し、両市あわせて約1700軒もの住宅が浸水。

各地で土砂崩れも相次ぎ、姶良市では裏山が崩れて家屋が倒壊し、住人の30代の女性が亡くなりました。

網掛橋も橋を支える杭が露出したり、護岸が被害を受け、通行止めを余儀なくされました。

災害前には1日に約2万5000台もの車両が渡っていた網掛橋。

橋の近くに店を構える加治木まんじゅうの老舗、美坂饅頭屋です。

美坂饅頭屋・美坂昌徳さん
「客が来ないときは一日10人以下」

通行止めにより客足は一時7割ほど遠のいたそうですが、9日は多くの客が訪れていました。

美坂饅頭屋・美坂昌徳さん
「久しぶりに見ると『前はこうだったんだな』と思います。当たり前の日常が当たり前であることがいいことなんでしょうね」

橋の開通は日常を取り戻す大きな一歩となりました。

復興が着実に進む一方で、今も苦境に立たされる人がいます。

山元恵美子さん
「浸水はこのくらい。この辺まで」

姶良市加治木町に住む山元恵美子さん、76歳。

3カ月がたった今も、自宅は被災した当時のままです。

山元恵美子さん
「どうしたらいいかな。自分の足ではできない」

この家に一人で暮らしていた山元さん、今は近くに住む姉の家に身を寄せています。

高齢の上に足が不自由で何も手を付けられずにいたところ、姶良市の社会福祉協議会がその状況を知り、11月7日、ようやくボランティアによるごみの撤去作業が始まりました。

山元恵美子さん
「助かりました。涙が出るくらいうれしかった」

霧島市からボランティア参加・和合信英さん(60)
「いつ自分が被災するかわからない。少しでも役に立てるのであれば」

姶良市の社会福祉協議会では、被災者からの依頼に対するボランティアの派遣はほぼ終了したということですが、山元さんのように自分から助けを求められない人もいるそうです。

ニーズの掘り起こしも含めボランティア活動はこの先、数年にわたって必要になるとみられています。

ごみの片付けの最中、山元さんが何かを見つけました。

山元恵美子さん
「亡くなった娘なんです」

20年前に病気で亡くした次女。

大切な形見の免許証でした。

「写真だけは持って帰ります」

3人の子供を育て、母を介護したこの家。

60年の思い出が泥に浸かったままです。

山元恵美子さん
「もうつらいです。身が削られるような」

姶良市と霧島市では、自宅が被災した住民を対象に市営住宅を提供していて、現在46世帯が入居。

今もなお、住み慣れた家に戻れずにいる人がいます。

霧島市隼人町の日当山地区。

通りを流れる用水路から水が溢れ、霧島市の中でも特に浸水被害が集中した地区です。

自転車店を営む川添さんも自宅が床上浸水。

11月に入り、ようやく補修工事が始まったところでした。

川添清子さん(79)
「大工さんの都合で生活できる状態じゃないところもあると思う」

周辺では業者が足りず、補修工事は遅々として進んでいませんでした。

そのために自宅に戻ることを諦めた人も。

川添清子さん(79)
「人口が減る一方で、だんだんみんなが去って行ってさみしい」

この通りだけでもすでに5軒の住宅で取り壊しが決まり、解体作業が始まっていました。

自宅が床上浸水・田中道夫さん(82)
「そこも帰れていない。ここも帰れていない。その裏も。もう年だからな。もうやるしかない。元の生活に戻るためにはやるしかない」

地域の人のつながりも壊した豪雨災害。

影響は今も各地に。

姶良市蒲生町白男。30代女性が亡くなった現場。家屋の解体、土砂の搬出進む。

霧島市隼人町嘉例川。JR肥薩線で線路の土台が流出、線路は宙づり状態。再開のめどは立たず。

JRと湧水町は代替バスを運行。

湧水町から通学する生徒
「朝がけっこうきつい。受験も近いので早く復旧してほしい」

姶良市加治木町小山田。龍門小学校横。崩落した中田橋。

現在は橋脚だけが残る。再建については白紙。

付近住民
「大変ですよね。早く復旧してほしいが、いっときはかかると聞いた」

濁流がもたらした爪痕は、あまりに深いものでした。

豪雨災害から3カ月。

私たちには苦しむ人に寄り添い、復興の道のりを共に歩むことが求められています。

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