衆院選 鹿児島の激戦区を読み解く
2026年1月28日(水) 10:00

鹿児島で変わる選挙図式とは
2026年2月8日に投開票される衆院選が公示され鹿児島では4つの小選挙区に計13人が立候補した。自民、公明から自民、維新へと連立の枠組みが変わり、高市政権が高い支持率を維持する中、公明は立憲と手を組み「中道」を結成と、前回と様相が一変し、県内の選挙戦も新たな構図で展開している。
自民党に逆風続いた中、高支持率の高市政権へ

鹿児島県内の国政選挙(2024年衆院選、2025年参院選)
前回2024年の衆院選では自民党公認候補が県内で1勝3敗、2025年の参院選でも自民党候補は無所属候補に6万6000票余りの差をつけられ敗北した。しかしその後発足した高市政権が各調査で高い支持率を得る中、自民党関係者は「投票率が上がれば得票につながる」と高市政権の追い風に期待を寄せている。実際、出陣式では候補者も応援弁士も高市政権に触れ、支持を訴えていた。
一方、野党陣営は「予算を先送りにした解散は許されない」「県内の候補者は高市政権とは反対の方向を向いている」と批判を強めている。
「中道改革連合」結成で公明支持層はどこへ

2024年衆院選の得票数(政党別・抽出)
今回の衆院選直前に発足したのが新党「中道改革連合」だ。26年間自民党と連立を組んできた公明党が、これまで「敵」だった立憲民主党と手を組んだ。前回の衆院選比例では、公明党は県内で約8万5000票を獲得し、自民、立憲に次ぐ3番目の票を集めた。
この支持者が、今回そのまま自民から中道の候補に動くとしたら相当な影響が予想される。公明党関係者は支援者への説明に奔走する中で「中道の支援を快く応じてくれた」と手応えを口にしている。立憲陣営も「公明党支持者の反応はいい」としながらも、「超短期決戦の中でどこまで浸透できるか」との懸念材料もあげている。
自民陣営からは「26年かけて築いたものが短期間でそこまで変わるのか」と公明党への期待を残しつつも、「公明票が見込めないなら無党派層の取り込みを狙うしかない」という声も聞かれる。
高市政権のもとで変わる連立の構図が鹿児島の選挙戦にどんな影響をもたらすのか注目される中、激戦が予想される2つの選挙区をみてみよう。



















































































































