「言葉が伝わらなくても楽しいことはできる」鹿児島の中高生がラオスで書道・折り紙で心つなぐ 青年海外協力隊員との出会いも
2026年8月5日(水) 18:28
シリーズでお伝えしている鹿児島県内の中高生の東南アジア・ラオス滞在記。
2回目の今回は、現地の子どもたちと書道や折り紙で交流。
そして現地で英語を教える日置市出身の女性との出会いもありました。
朝早く、家の外に出てきたのは鹿屋高校1年の牧美乃莉さんです。
鹿屋高1年・鹿屋市 牧美乃莉さん
「この服も知らぬ間に(着せられた)。伝統的な見たことあるものではある。今から何が起きるかも、ラオス語で全然わかっていない」
ほどなくして近所の人たちも次々と外へ。
遠くから歩いてやってきたのはオレンジの服をまとったお坊さんです。
行われていたのは、食べ物やお金などを捧げる「托鉢」。
牧美乃莉さん
「もち米が熱すぎて渡すのに手間取る。宗教が日常的に強い関わりがあるのかな。日本と全然違う」
このようにラオスでのホームステイは、日本の生活とは大きく異なります。
楠隼高1年・肝付町 竹之内智廣さん
「僕たちの家庭ではあそこの水がトイレと歯磨きと風呂、全部一緒」
お風呂はお湯ではなく、あらかじめ溜めておいた冷たい水を浴びます。
竹之内智廣さん
「結構最初冷たかったけどだんだん慣れてきた。昼は暑さもあって気持ちいいけど、朝は午前6時くらいはめっちゃ冷たい」
そして夜は、虫刺されを防ぐため布団の周りを蚊帳で覆って眠りにつきます。
ラオスでの生活にも少しずつ慣れてきたこの日、ホームステイ先の寺で行われたのは村の子どもたちとの交流会です。
日本文化をラオスの子どもたちに伝えようと、中高生はこの日のために準備を重ねてきました。
まずは書道で交流します!
「カオフォン」
子どもたちの名前を漢字の当て字で書いてプレゼント。
中高生の周りにはあっという間にラオスの子どもたちが集まり、笑顔を浮かべながら自分の名前が書かれた和紙を受け取ります。
ラオスの子ども
Q.漢字はどうですか?
「すごくきれい」
「家の壁に飾りたい」
大笠中2年・南さつま市 窪古詠さん
「本当にうれしかった。一生懸命書いたので」
続いては折り紙に挑戦!
中高生が教えながら、カエルや花などを一緒に作っていきます。
ラオスの男の子
「あかり!」
通訳
「あかりさん、この3つを教えました」
樟南高3年・鹿児島市 北原あかりさん
「何言ってるか分からないけど好かれてるのは感じる」
ラオスの男の子
Q.カエルで遊んでどうですか?
「すごくいい。教えてくれてうれしい」
ラオスの女の子
「少し難しかった」「楽しくてうれしい」
川内高3年・薩摩川内市 河澄裕貴さん
「(言葉は通じないけど)楽しいっていうのはみんな一緒だから、それでつながれているのかな」
言葉は通じなくても心は通じあう、そんな笑顔あふれる特別な時間となりました。
中高生の旅の目的はホームステイだけではありません。
県国際交流協会などが主催するこの事業では、青年海外協力隊として現地に派遣されている人の活動を学ぶことも大きな目的の1つです。
中高生が訪れたのはラオスの障害者の就労を支援する、シクード障害者職業訓練校です。
ここで英語教師として働いているのが、笑顔が印象的な日置市伊集院町出身の牧浦えみさんです。
青年海外協力隊員(日置市伊集院町出身)・牧浦えみさん
「支援しすぎない。助けすぎない、自立を促す、特別扱いしないのがラオス(の障害者支援)に根付いている特徴」
牧浦さんも幼い頃から「左手の麻痺」という障害があり、これまで周囲の人に支えられた経験から自ら障害者支援の道を志したといいます。
そんな牧浦さんが仕事で大切にしていることがあります。
牧浦えみさん
「(自らも)いち障害者として思うのは、障害者を排除しすぎというか特別なものとして扱いすぎ。敬意を持って人として健常者と障害者ではなく、私とあなたとして関わるということを考えている」
日々、生徒一人一人の声に耳を傾けて寄り添い続ける牧浦さん。
その目は輝き、表情は晴れやかでした。
志學館中等部3年・鹿児島市 小林藍さん
「伊集院に住んでいたと聞いたのでちょっと親近感湧いた」
「『(障害者を)助けすぎない』と聞いて、これからの将来のことも考えて支援していてすごいな」
最後は、学校に通う生徒たちから歌のプレゼント。
温かな歌声に包まれ、牧浦さんとの交流を終えました。
牧浦えみさん
「自発的に他者のために動いてくれる人がたくさん増えたらうれしい」
Q.鹿児島は恋しいですか?
「とても恋しい。『しろくま』を今すぐ食べに行きたいけど難しいので、あと1年おいしい『しろくま』を食べられるようにがんばる」
現地の子どもたちとの交流、そして牧浦さんとの出会い。
ラオスで感じた人とのつながりは、中高生にとって世界をより身近に感じるかけがえのない経験になったようです。
2回目の今回は、現地の子どもたちと書道や折り紙で交流。
そして現地で英語を教える日置市出身の女性との出会いもありました。
朝早く、家の外に出てきたのは鹿屋高校1年の牧美乃莉さんです。
鹿屋高1年・鹿屋市 牧美乃莉さん
「この服も知らぬ間に(着せられた)。伝統的な見たことあるものではある。今から何が起きるかも、ラオス語で全然わかっていない」
ほどなくして近所の人たちも次々と外へ。
遠くから歩いてやってきたのはオレンジの服をまとったお坊さんです。
行われていたのは、食べ物やお金などを捧げる「托鉢」。
牧美乃莉さん
「もち米が熱すぎて渡すのに手間取る。宗教が日常的に強い関わりがあるのかな。日本と全然違う」
このようにラオスでのホームステイは、日本の生活とは大きく異なります。
楠隼高1年・肝付町 竹之内智廣さん
「僕たちの家庭ではあそこの水がトイレと歯磨きと風呂、全部一緒」
お風呂はお湯ではなく、あらかじめ溜めておいた冷たい水を浴びます。
竹之内智廣さん
「結構最初冷たかったけどだんだん慣れてきた。昼は暑さもあって気持ちいいけど、朝は午前6時くらいはめっちゃ冷たい」
そして夜は、虫刺されを防ぐため布団の周りを蚊帳で覆って眠りにつきます。
ラオスでの生活にも少しずつ慣れてきたこの日、ホームステイ先の寺で行われたのは村の子どもたちとの交流会です。
日本文化をラオスの子どもたちに伝えようと、中高生はこの日のために準備を重ねてきました。
まずは書道で交流します!
「カオフォン」
子どもたちの名前を漢字の当て字で書いてプレゼント。
中高生の周りにはあっという間にラオスの子どもたちが集まり、笑顔を浮かべながら自分の名前が書かれた和紙を受け取ります。
ラオスの子ども
Q.漢字はどうですか?
「すごくきれい」
「家の壁に飾りたい」
大笠中2年・南さつま市 窪古詠さん
「本当にうれしかった。一生懸命書いたので」
続いては折り紙に挑戦!
中高生が教えながら、カエルや花などを一緒に作っていきます。
ラオスの男の子
「あかり!」
通訳
「あかりさん、この3つを教えました」
樟南高3年・鹿児島市 北原あかりさん
「何言ってるか分からないけど好かれてるのは感じる」
ラオスの男の子
Q.カエルで遊んでどうですか?
「すごくいい。教えてくれてうれしい」
ラオスの女の子
「少し難しかった」「楽しくてうれしい」
川内高3年・薩摩川内市 河澄裕貴さん
「(言葉は通じないけど)楽しいっていうのはみんな一緒だから、それでつながれているのかな」
言葉は通じなくても心は通じあう、そんな笑顔あふれる特別な時間となりました。
中高生の旅の目的はホームステイだけではありません。
県国際交流協会などが主催するこの事業では、青年海外協力隊として現地に派遣されている人の活動を学ぶことも大きな目的の1つです。
中高生が訪れたのはラオスの障害者の就労を支援する、シクード障害者職業訓練校です。
ここで英語教師として働いているのが、笑顔が印象的な日置市伊集院町出身の牧浦えみさんです。
青年海外協力隊員(日置市伊集院町出身)・牧浦えみさん
「支援しすぎない。助けすぎない、自立を促す、特別扱いしないのがラオス(の障害者支援)に根付いている特徴」
牧浦さんも幼い頃から「左手の麻痺」という障害があり、これまで周囲の人に支えられた経験から自ら障害者支援の道を志したといいます。
そんな牧浦さんが仕事で大切にしていることがあります。
牧浦えみさん
「(自らも)いち障害者として思うのは、障害者を排除しすぎというか特別なものとして扱いすぎ。敬意を持って人として健常者と障害者ではなく、私とあなたとして関わるということを考えている」
日々、生徒一人一人の声に耳を傾けて寄り添い続ける牧浦さん。
その目は輝き、表情は晴れやかでした。
志學館中等部3年・鹿児島市 小林藍さん
「伊集院に住んでいたと聞いたのでちょっと親近感湧いた」
「『(障害者を)助けすぎない』と聞いて、これからの将来のことも考えて支援していてすごいな」
最後は、学校に通う生徒たちから歌のプレゼント。
温かな歌声に包まれ、牧浦さんとの交流を終えました。
牧浦えみさん
「自発的に他者のために動いてくれる人がたくさん増えたらうれしい」
Q.鹿児島は恋しいですか?
「とても恋しい。『しろくま』を今すぐ食べに行きたいけど難しいので、あと1年おいしい『しろくま』を食べられるようにがんばる」
現地の子どもたちとの交流、そして牧浦さんとの出会い。
ラオスで感じた人とのつながりは、中高生にとって世界をより身近に感じるかけがえのない経験になったようです。



















































































































