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ニュース・スポーツ

太陽光パネルリサイクル工場に潜入 大量廃棄時代を見据え【鹿児島・鹿屋市】

2026年8月14日(金) 18:49

東日本大震災の後、急速に普及した太陽光発電ですが、その廃棄が増加しつつあります。

大隅半島初となる太陽光パネルのリサイクル工場でその現状を取材しました。

鹿児島県鹿屋市にある太陽光パネルのリサイクル工場です。

操業している鹿屋市の福元電設は電気工事がメインの会社で、太陽光パネルの取り付けも行っています。

リサイクルは2024年から始めました。

福元電設 工事部・堀之内洋平部長
「設置したとき『処分はどうしようか?』と質問があって、そういう時に答えたのは『どうですかね。分からないですね』としか言えなかった」

太陽光パネルは東日本大震災翌年の2012年、電力の固定価格買取制度が始まると急速に拡大し、一般家庭でも見かけることが多くなりました。

一方で、太陽光パネルの寿命は20年から30年と言われ、2030年以降、大量廃棄時代に突入すると言われています。

この日、運び込まれていたのは、薩摩川内市で使われていた太陽光パネル。

工場の操業開始時に集まったパネルは年間500枚ほどでしたが、2026年は2500枚を見込んでいて、廃棄の台数は年々増加しています。

堀之内部長
「ここまで増えてきているというのが驚きだった」

実際の作業を見せてもらいました。

まずは、パネルからフレームを外します。

堀之内部長
「これはリサイクルです。アルミの再利用」

また、ケーブルや配線ボックスも取り外します。

堀之内部長
「この中に銀や銅がいっぱい入っているので、これをまた溶かして再利用」

続いて、パネルの表面を覆っているガラスを空気で砕きながら飛ばします。

ガラスはご覧の通り粉状になって機械から出てきて、セルシートと呼ばれる太陽電池と分離されます。

こうして、太陽光パネルは大きく4つに分けられ再利用されます。

しかし、約7割のウエートを占めるガラスは受け入れ先がほとんど無く、大きな課題となっています。

「もったいないですよね。道路を造るところとか関心持たない?」
「太陽光のソーラーパネル事態がまだまだ前例がなさすぎて触りきれない」
「1袋1円でも何かに使えたら」

この日、工場には太陽光パネルのリサイクルを啓発する全国組織のメンバーが視察に訪れていました。

こうした専門の中間処理施設はまだ数も少なく、処分費用が安価な埋め立てが多いのが現状です。

太陽光パネルリユース・リサイクル協会 足立義輝理事
「太陽電池の中には銅やアルミなど資源が入っているので、この資源をしっかり使う、海外から買ったものを日本の中で使う、こういうことをすれば大量廃棄時代に向けても、まだ、もしかしたら明るいものになるのかな」

大量廃棄の時代を前にリサイクルの現場では試行錯誤が続いています。

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