カラスに荒らされない「ごみステーション」 鹿児島市の企業が開発
2026年10月22日(木) 18:40
皆さんはカラスなどの野生動物に荒らされたごみステーションを見かけることはありませんか。
頭を悩ませる方も多いカラス対策ですが、実は鹿児島市の企業がカラス対策を施したごみステーションを新たに開発しました。
一体どんな仕組みなのでしょうか。
取材しました。
まずは街の声を聞きました。
ごみ出しの時、ストレスに感じることはなんですか?
街録
「雨などいろいろなものを含んでいる。(ネットを触るのに)少し抵抗がある」
「網をかぶせていないところは、カラスがつついて散らしている」
「網だけかけているところで、たまにカラスがつついている。汚いなと思う」
聞こえてきたのは、ごみステーションがカラスに荒らされることへの嘆き。
また、ごみステーションのネットに触れることにストレスを感じることもあるようでした。
ところが、そんな悩みを解決するごみステーションがあると言います。
午前7時すぎ、鹿児島市平川町のごみステーションです。
ごみ出しの様子を見てみると、住民たちは何も触れずにスムーズにごみを出していきます。
それもそのはず。
こちらのごみステーションは普段、見かけるものとは違いネットで覆われていません。
代わりにワイヤーのようなもので入り口の一部が覆われた独特な形をしています。
実はこれこそが、カラス対策を施した新たなごみステーションなんです。
この地区ではかつて、カラスにごみを荒らされる被害に頭を抱えていたと言います。
住民
「ここにカラスがいたんですよ」
町内会長の森山裕二さんもカラスに悩まされた日々をこう振り返ります。
芝野町内会・森山裕二会長
「忙しい中でゴミを出すと慌ててカラスが狙いやすい状況になっている。町内会長の立場としても悩んでいるところは対応したい」
しかし、2026年7月にこのごみステーションを導入して以降、この地区ではカラス被害に頭を悩ませることはなくなりました。
そんな夢のようなごみステーション、開発したのは鹿児島市の企業でした。
話を聞かせてくれたのは、自治体や企業向けの研修を企画する企業・フライウォーク
の西倫弘代表です。
金属加工を手がけるウェルディングワークスの當田光美社長の発案のもと、新たなごみステーションの開発に取り組みました。
きっかけは、當田社長の妻の何気ない一言だったそうです。
フライウォーク・西倫弘代表
「(當田社長の)奥様が『雨の日にゴミを捨てに行った日に手が汚れて嫌だな』と。網のない仕組みを構築してみよう」
しかし、ごみステーションのネットはそもそもカラス対策で設置されているもの。
ネットを外すなら、別のカラス対策が必要不可欠です。
そこで當田社長はかねて親交のあった西代表に声をかけ、新たなごみステーションの開発をスタートしました。
はじめに行ったのは、カラスに中身をとられにくい構造を調べるための実験です。
グラウンドに試作品を置き、カラスが中身を取り出すことができるか調べました。
実験を繰り返す中でカラスの賢さを痛感したと言います。
フライウォーク・西倫弘代表
「ここの幅も計算している。最初はもうちょっと短かった。カラスが止まったときに爪をこの下に挟み込むことをし始めた。ここに挟み込むことによって安定して中の餌を食べている。安定した足場と安全なルートを探しながら餌を食べに来ている」
カラスに中身をとられまいと、格闘すること約7カ月。
5つの試作品を経て、ことし4月に完成したのがこちらのごみステーションです。
では具体的に、どうやってネットを使わずにカラスから中身を守っているのでしょうか?」
実は実験で、カラスがごみステーションのごみをあさるときに、まずは外枠に飛び乗る習性があることがわかりました。
そこで…
フライウォーク・西倫弘代表
「ローラーをつけているのでカラスも『飛び込みたいな』と思っても不安定な状態になる」
試行錯誤の末にたどり着いたゴミステーション。
実際に日々の生活で利用する住民も効果を実感しているそうです。
住民
「以前はカラスとかがいてゴミ捨てに来てみたらゴミが散らかったりしていたが今はない」
「気持ちがいいですね。このあたりは清潔になった」
Q.ゴミステーションが変わってよかった?
「よかった」
家族の何気ない一言をきっかけに完成したごみステーション。
これからも多くの人が「ごみ出し」で感じる日々のストレスを解消してくれるかもしれません。
そしてこのゴミステーション、ユニークな名前もついています。
大きさごとに商品名が異なり、それぞれ架空の会社「カラス取締株式会社」の肩書きと名前がつけられています。
こちらのごみステーション、導入についての相談など詳しくはフライウォークのホームページをご覧ください。
頭を悩ませる方も多いカラス対策ですが、実は鹿児島市の企業がカラス対策を施したごみステーションを新たに開発しました。
一体どんな仕組みなのでしょうか。
取材しました。
まずは街の声を聞きました。
ごみ出しの時、ストレスに感じることはなんですか?
街録
「雨などいろいろなものを含んでいる。(ネットを触るのに)少し抵抗がある」
「網をかぶせていないところは、カラスがつついて散らしている」
「網だけかけているところで、たまにカラスがつついている。汚いなと思う」
聞こえてきたのは、ごみステーションがカラスに荒らされることへの嘆き。
また、ごみステーションのネットに触れることにストレスを感じることもあるようでした。
ところが、そんな悩みを解決するごみステーションがあると言います。
午前7時すぎ、鹿児島市平川町のごみステーションです。
ごみ出しの様子を見てみると、住民たちは何も触れずにスムーズにごみを出していきます。
それもそのはず。
こちらのごみステーションは普段、見かけるものとは違いネットで覆われていません。
代わりにワイヤーのようなもので入り口の一部が覆われた独特な形をしています。
実はこれこそが、カラス対策を施した新たなごみステーションなんです。
この地区ではかつて、カラスにごみを荒らされる被害に頭を抱えていたと言います。
住民
「ここにカラスがいたんですよ」
町内会長の森山裕二さんもカラスに悩まされた日々をこう振り返ります。
芝野町内会・森山裕二会長
「忙しい中でゴミを出すと慌ててカラスが狙いやすい状況になっている。町内会長の立場としても悩んでいるところは対応したい」
しかし、2026年7月にこのごみステーションを導入して以降、この地区ではカラス被害に頭を悩ませることはなくなりました。
そんな夢のようなごみステーション、開発したのは鹿児島市の企業でした。
話を聞かせてくれたのは、自治体や企業向けの研修を企画する企業・フライウォーク
の西倫弘代表です。
金属加工を手がけるウェルディングワークスの當田光美社長の発案のもと、新たなごみステーションの開発に取り組みました。
きっかけは、當田社長の妻の何気ない一言だったそうです。
フライウォーク・西倫弘代表
「(當田社長の)奥様が『雨の日にゴミを捨てに行った日に手が汚れて嫌だな』と。網のない仕組みを構築してみよう」
しかし、ごみステーションのネットはそもそもカラス対策で設置されているもの。
ネットを外すなら、別のカラス対策が必要不可欠です。
そこで當田社長はかねて親交のあった西代表に声をかけ、新たなごみステーションの開発をスタートしました。
はじめに行ったのは、カラスに中身をとられにくい構造を調べるための実験です。
グラウンドに試作品を置き、カラスが中身を取り出すことができるか調べました。
実験を繰り返す中でカラスの賢さを痛感したと言います。
フライウォーク・西倫弘代表
「ここの幅も計算している。最初はもうちょっと短かった。カラスが止まったときに爪をこの下に挟み込むことをし始めた。ここに挟み込むことによって安定して中の餌を食べている。安定した足場と安全なルートを探しながら餌を食べに来ている」
カラスに中身をとられまいと、格闘すること約7カ月。
5つの試作品を経て、ことし4月に完成したのがこちらのごみステーションです。
では具体的に、どうやってネットを使わずにカラスから中身を守っているのでしょうか?」
実は実験で、カラスがごみステーションのごみをあさるときに、まずは外枠に飛び乗る習性があることがわかりました。
そこで…
フライウォーク・西倫弘代表
「ローラーをつけているのでカラスも『飛び込みたいな』と思っても不安定な状態になる」
試行錯誤の末にたどり着いたゴミステーション。
実際に日々の生活で利用する住民も効果を実感しているそうです。
住民
「以前はカラスとかがいてゴミ捨てに来てみたらゴミが散らかったりしていたが今はない」
「気持ちがいいですね。このあたりは清潔になった」
Q.ゴミステーションが変わってよかった?
「よかった」
家族の何気ない一言をきっかけに完成したごみステーション。
これからも多くの人が「ごみ出し」で感じる日々のストレスを解消してくれるかもしれません。
そしてこのゴミステーション、ユニークな名前もついています。
大きさごとに商品名が異なり、それぞれ架空の会社「カラス取締株式会社」の肩書きと名前がつけられています。
こちらのごみステーション、導入についての相談など詳しくはフライウォークのホームページをご覧ください。
















































































































