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母親に対して傷害致死に問われた男に懲役5年6カ月の判決 死因は外傷性ショックと判断 鹿児

2020年7月31日19:43

2019年、南さつま市で同居する82歳の母親を殴るなどして死亡させたとして傷害致死の罪に問われている男の裁判員裁判で、鹿児島地裁は31日、男に懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは南さつま市加世田益山の無職、永野哲也被告(57)です。

判決によりますと永野被告は2019年8月、同居する母親のハツ子さんの顔や背中を殴る蹴るなどして全身打撲による外傷性ショックで死亡させました。

裁判はハツ子さんの死因が争点となり、検察側は永野被告の暴行による外傷性ショック、弁護側は誤えんによる窒息が死因だと主張していました。

検察側は司法解剖を行った医師が、弁護側は死亡直後にCTを使った画像診断を担当した医師がそれぞれ出廷し、専門性の高い部分での意見の対立を裁判所側がどう判断するかが注目されました。

31日の判決公判で鹿児島地裁の岩田光生裁判長は「CTを使った死後の画像診断などから得られた見解は限定的で、実際に解剖で得られた所見の信用性は揺らがない」などとして永野被告に懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

弁護側はこの判決について「受け入れがたい」として控訴する方針です。

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