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24日から警察庁が鹿児島県警の特別監察を実施 本部長に聴取も

2024年6月23日(日) 14:47

鹿児島県警で不祥事が相次いでいることを受け、警察庁は再発防止などに向け、24日から県警の特別監察を実施します。

県警の情報漏えい事件で起訴された前生活安全部長は、枕崎署の巡査部長が盗撮をしたとされる事件などについて、野川明輝本部長が隠ぺいを図ったと主張していますが、21日の会見で野川本部長は事件の隠ぺいについて改めて否定しました。

また県警は、会見後の記者説明で、本部長からの指示と枕崎署長の認識に誤解があり、事件の捜査が2日間中止されていたことを明らかにしています。

警察庁はこの事件に関し、「捜査の基本に欠けるところがあった」などとして、野川本部長を長官訓戒処分としています。
本部長が処分を受けるのは異例です。

警察庁は24日から「一連の不適正、非違事案の原因分析、再発防止に向けた県警への特別監察を実施する」としていて、野川本部長も聴取の対象となっています。

都道府県警への特別監察は、記録が残る2011年以降では、愛知県警、大阪府警岡山県警に続き4例目です。

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