番組審議会(令和8年6月度)
開催日時場所
令和8年6月25日(木)正午~ 鹿児島テレビ放送本社 3階会議室
議題
第35回FNSドキュメンタリー大賞出品作「干潟になりたい」
2026年5月29日(金)24:45~25:40放送
出席委員(敬称略)
委員長
佐野 雅昭
副委員長
稲荷田 治美
委員
田中 陽一郎
有馬 浩一郎
徳重 里香
欠席委員(敬称略)リポート報告
委員
地頭所 恵
飯干 紀代子
議事概要
委員側の意見要旨
〇 精神疾患を患っている方の心の内面に触れながら、社会で働いている状況をしっかりと描き、視聴者に社会の在り方などを考えさせる内容だった。
〇 心の病は外見から見えにくく、周囲の理解を得ることが難しい。個々の歩みや苦悩、回復に向けた微細な変化を具体的に伝えたことは、視聴者の心理的ハードルを下げ、共感と理解を促す上で大きな役割を果たしていた。
〇 前回放送した番組を長めに再編しての放送した理由を知りたいと思った。
〇 今回の番組は前回の番組の個人の部分を残しながら、制度や国の対応について問題提起がされていると感じた。
〇 日本の精神医療の問題点に踏み込んでいたが、素人にはちょっと理解が追いつかない部分があった。
〇 最後のナレーションで「傷ついた人が傷ついている人を助けることができる」とあったが、番組全体の流れからすると地域社会全体で支えるものだと感じたので違和感があった。
〇 いい番組だったので放送時間帯がもったいないと思った。
〇 映像やナレーション、演出が素敵なあまり、全体的に好印象でまとめられて、精神医療をめぐる課題が良い印象で押し通されてしまっているような感じを受けた。
〇 経済効率や儲かることが最大の価値観になっている社会の中で、弱者の切り捨てが政治によって行われるということを知り、何もしない我々も共犯だと感じた。
〇 番組の最後は、解決したように見えてしまう綺麗な終わり方ではなく、「もっと考えろよ」と投げかけるような形でもよかった。
KTS側の意見要旨
〇 今日の番組審議の意見を聞いて、番組を制作したこちらの意図はだいたい伝わっていると感じた。
〇 社会が「自己責任」と言い始めてから20数年が経ち、どんどん強者の社会になって生きづらくなったと感じている現状を番組で取り上げたいと思った。
〇 番組を通じて「自分は生きていていいんだ」と感じてもらいたいと思って制作した。
〇 最後のナレーションは、傷ついた人が傷ついた人を助けている世の中で、逆に傷ついていない人は助けているのか?と、いろんなことを考えてもらいたいと思い、あえて引っかかるようなものにした。
〇 前回の30分の番組で精神医療の問題や福祉事業所の現状を十分に伝えられていないと感じたので、今回は60分の番組を制作した。
〇 まだ課題はたくさんあると思っているので番組を綺麗にまとめたつもりはない。見終わった後に考えてもらえるように綺麗に終わらせない手法を取った。
〇 視聴率と放送時間の問題が課題であり、良い番組を作ることで視聴率が上がってくる好循環を目指したい。
委員(敬称略)
委員数7名
・委員長
佐野 雅昭 (鹿児島大学 水産学部教授)
・副委員長
稲荷田 治美 (南日本リビング新聞社 取締役総務部長)
・委員
田中 陽一郎 (株式会社 川北電工 代表取締役社長)
地頭所 恵 (鹿児島県教育委員会 教育長)
有馬 浩一郎 (JA鹿児島県中央会 常務理事)
飯干 紀代子 (志學館大学 学長)
徳重 里香 (南日本新聞社 編集局文化部長)
・審議回数 年10回 (毎月1回、8月と12月は休会)
・番組審議会の概要は本社・各支社で閲覧できます。















