5人の子育て市長誕生 郷原拓男氏(48)「市民の声を反映していきたい」
2026年1月26日(月) 10:00

鹿屋市長に元県議・郷原拓男氏が初当選
鹿児島県鹿屋市長選挙が1月25日に投開票され、無所属新人で元県議会議員の郷原拓男氏(48)が初当選を果たした。投票率は52.06%で、過去最低だった前回を16.66ポイント上回った。
接戦を制した郷原氏、「ホッとした」と初当選の喜び

12年ぶりの市長交代、投票率が復調
開票の結果、郷原氏が1万7617票を獲得し、1万6645票の吉岡鳴人氏、4463票の落司ひとみ氏、2129票の本田仁氏を破った。当選確定後、郷原氏は「ホッとしたというのが率直な気持ち。これまで地域をくまなく歩きながら様々な声を反映していく。そういったことに取り組んでいきたい」と抱負を語った。
現職の中西茂市長が勇退を表明したことから、新人4人による選挙戦が繰り広げられていた。郷原氏は県議会議員を3期10年半務めた経験を生かし、「予算を取る力」や「政策を実行する力」を鹿屋市政に発揮したいと訴え、市民所得の向上や福祉政策の充実などを主要な政策に掲げていた。48歳の郷原氏は4歳から14歳までの5人の子どもを育てている。
課題だった低投票率に改善の兆し

今回の市長選投票率は52.06%と前回から大幅に改善した
鹿屋市は県内自治体の中でも特に投票率が低いという課題を抱えていた。直近3回の選挙でもいずれも県内最低の投票率で、知事選に至っては38.68%と40%にも届いていなかった。鹿屋市選挙管理委員会は「転勤族が多いのが理由の一つではないか」との見方を示していた。
市民からは「若い人が(投票に)行かないのでは。高齢者は足(交通手段)がない」「知る機会があまりないから分からないで終わっちゃう」「どうやったら(投票に)行ってくれるのか。難しいですね」「もっとSNSで発信すればいいのかなと思う」といった声が聞かれていた。
そんな中、今回の選挙では投票率が52.06%と前回を大きく上回り、市民の政治参加意識の高まりが見られた。12年ぶりに市長が交代する鹿屋市で、郷原新市長のもとで今後どのような市政が展開されるのか、注目が集まる。



















































































































