嘉例川駅周辺に新スポット続々「温泉に宿、食堂まで復活へ」 大雨被害を乗り越え芽吹く“レトロ再生”
2026年2月17日(火) 10:00
地域の魅力にひかれた仕掛け人が再生をけん引

嘉例川で生まれる雇用と観光の新モデル「NPOが仕掛ける地域再建」
これらの施設開発を主導しているのは、永田浩次さんだ。霧島市出身の永田さんは、6年前にこの地を訪れ、「なかなか良い場所だな」と印象を受けたという。
「駅舎が築120年の古い木造なので、それにマッチした外観、街づくりをしようと一生懸命考えた」という永田さん。地元の人々が嘉例川駅を大切にする姿に感銘を受け、NPO法人を設立。倉庫や空き家をリノベーションして新たな観光スポットを次々と創出している。
永田さんの取り組みは観光開発にとどまらない。地元での雇用創出や、地域で生産された野菜や手作り作品の販売など、地域経済の活性化も目指している。「だいたい8人から10人ぐらいパートの人々に手伝ってもらってます」と永田さんは地域の協力体制について語る。
鍋を囲んで未来へ向けた取り組み議論
宿泊施設の宴会場では永田さんと20人あまりの地域の仲間たちが集まり、嘉例川の未来について語り合う定例会が開かれている。定例会といっても鍋を囲んで和やかな雰囲気だ。
「マルシェを2月22日、3月も4月も5月も毎月計画しています。舞台もしっかり造って芸人さんも呼んでますので、盛り上げましょう」と永田さんは意気込む。
嘉例川駅前の温泉と宿泊施設は、桜が咲く2026年春のグランドオープンを目指している。JR肥薩線の運行再開と相まって、この地域が再び活気を取り戻す日も近い。



















































































































