作法から学んだこと
2024.02.15
![](data/img/2593/lead_img.jpg)
先日、茶道の先生をしている私の祖母のお茶室に
知人たちを招待したときのこと。
素人だらけなので、体験がてら、
基本の作法を学んでみることになりました。
まず体験してみたのは 基本中の基本
「お茶室での歩き方」
入室するときは右足で
退室するときは左足で
畳のへりを踏まないように超えるのが 作法。
なのですが
これが 実は 結構難しくて
うまく歩幅が合わなかったり
へりを意識しすぎてぎこちなくなったり
みんな大苦戦・・・
ただそんなときに 祖母が 何気なく
無理に一歩で超えようとしなくていい
一歩で行けないときは 何歩重ねてもいいから
焦らずゆっくり超えるんだよ
とみんなに言っていて
学びの種ってどこに落ちているか
わからないものだな、と思いました。
あくまでお茶の作法のことを言っていたのですが
不思議と胸にずしんと響いた言葉です