鹿児島・大雨被災地 いまだに手つかずの所も 霧島市“水のスポット”に影響
2025年9月17日(水) 18:46
鹿児島県姶良市、霧島市を襲った記録的な大雨から1カ月以上が立ちましたが、場所によっては今だに復旧作業が始まっていなかったり、にぎわいが戻らない場所もあります。
霧島市の「水」にまつわる観光スポットの現状を取材しました。
霧島市横川町の大出水の湧水。
この時期は涼を求めて多くの人が訪れる人気の観光スポットですが、8月の豪雨で川の護岸やあずまやなどの公園施設が被害を受け利用できなくなっています。
湧水口からはこんこんと水が湧き出ていますが、倒木や階段が損壊したまま手つかずの状態で水をくむことができません。
普段は湧き水を求める人々でにぎわっていますが17日は人影もまばら。
訪れた観光客が残念そうにしていました。
神奈川からの観光客
「だいぶましになっているのかと思ったがびっくりです。他の所も(復旧しているのか)どうか気になるので調べていこうかと」
公園を管理している霧島市によりますと、大出水の湧水の復旧のめどは立っていませんが、早期の復旧を目指しているということです。
一方、こちらは霧島市牧園町にある関平鉱泉所。
霧島市営でミネラルウォーターを製造、販売しています。
豪雨による被害はありませんでしたが、周辺道路の通行止めなどで苦戦が続いています。
売り上げの4分の1を占めるドライブスルー販売は、通常は平日でも昼どきには車の行列ができますが、17日も客足は少ない状態でした。
霧島市営 関平鉱泉所・山下兼朋さん
「関平鉱泉所としては小売店での販売拡充などでカバーしたい。20Lの商品はここのドライブスルーでしか購入できないので、ぜひ足を運んでもらいたい」
関平鉱泉所では、隣接する特産品販売所とイベントを開くなどして集客を図るということです。
記録的な大雨から1カ月以上がたっても被災地には色濃く影響が残されています。
霧島市の「水」にまつわる観光スポットの現状を取材しました。
霧島市横川町の大出水の湧水。
この時期は涼を求めて多くの人が訪れる人気の観光スポットですが、8月の豪雨で川の護岸やあずまやなどの公園施設が被害を受け利用できなくなっています。
湧水口からはこんこんと水が湧き出ていますが、倒木や階段が損壊したまま手つかずの状態で水をくむことができません。
普段は湧き水を求める人々でにぎわっていますが17日は人影もまばら。
訪れた観光客が残念そうにしていました。
神奈川からの観光客
「だいぶましになっているのかと思ったがびっくりです。他の所も(復旧しているのか)どうか気になるので調べていこうかと」
公園を管理している霧島市によりますと、大出水の湧水の復旧のめどは立っていませんが、早期の復旧を目指しているということです。
一方、こちらは霧島市牧園町にある関平鉱泉所。
霧島市営でミネラルウォーターを製造、販売しています。
豪雨による被害はありませんでしたが、周辺道路の通行止めなどで苦戦が続いています。
売り上げの4分の1を占めるドライブスルー販売は、通常は平日でも昼どきには車の行列ができますが、17日も客足は少ない状態でした。
霧島市営 関平鉱泉所・山下兼朋さん
「関平鉱泉所としては小売店での販売拡充などでカバーしたい。20Lの商品はここのドライブスルーでしか購入できないので、ぜひ足を運んでもらいたい」
関平鉱泉所では、隣接する特産品販売所とイベントを開くなどして集客を図るということです。
記録的な大雨から1カ月以上がたっても被災地には色濃く影響が残されています。