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２９日、全日空の国内線ではエアバス社の一部の機体のソフトウェアの改修作業により欠航が相次いでいて、鹿児島空港の便にも欠航がでました。
全日空は３０日以降も影響が続くおそれがあるとしています。

全日空によりますと、ヨーロッパの航空機大手のエアバス３２０型機と３２１型機の機材の一部にソフトウェアの不備を改修する作業が発生した影響で、２９日、国内線で欠航が相次いでいます。

鹿児島空港では羽田行きの２便と羽田発、鹿児島行きの１便が欠航しました。

強力な太陽放射線が飛行制御に不可欠なデータを破損させる恐れがあるため、ソフトウェアを改修する必要があり、対象は３４機で作業は１機あたり４時間程度かかるとしています。

全日空は、２９日以降も影響が続くおそれがあるとして、ホームページなどで運航情報の確認を呼びかけています。

日本航空は対象の航空機を保有しておらず運航に影響はないということです。