【あの夏を語り継ぐ】鹿児島市・天文館で被災 助け合いの大事さ学ぶ
2023年7月7日(金) 15:05
1993年の8・6豪雨災害から30年、鹿児島テレビでは皆さんからの体験談を募集しています。今回は、急激に水かさの増えた天文館で、助け合うことの大切さを感じたという女性からの体験談です。
◎鹿児島市・50代女性
あの日、学生だった私は、天文館でアルバイトをしていました。
天文館の水位が上がり始めた頃、店長から「もう帰りなさい」と言われ、身支度をしてお店を出ると、水位は小柄な私の太ももの辺りまで来ていました。
バスやタクシーもなく、唐湊まで歩いて帰る決意をし、鹿児島中央高校の辺りまで来た時は腰が浸かるほどの水位。泥水は側溝や甲突川へと向かって流れ、流されるかもしれないという怖さから、隣を歩く見知らぬ人たちとみんなで手をつなぎながら歩いた記憶が鮮明に残っています。
あの時、隣の人の手がなければ、暗闇の中で流されていたかもしれません。災害の時こそ、助け合う、支え合う、励まし合う気持ちが大切だと感じました。
鹿児島テレビでは皆さんの体験談をKTSアプリで募集しています。
頂いた体験談はニュースで紹介します。皆さんの投稿をお待ちしています。
◎鹿児島市・50代女性
あの日、学生だった私は、天文館でアルバイトをしていました。
天文館の水位が上がり始めた頃、店長から「もう帰りなさい」と言われ、身支度をしてお店を出ると、水位は小柄な私の太ももの辺りまで来ていました。
バスやタクシーもなく、唐湊まで歩いて帰る決意をし、鹿児島中央高校の辺りまで来た時は腰が浸かるほどの水位。泥水は側溝や甲突川へと向かって流れ、流されるかもしれないという怖さから、隣を歩く見知らぬ人たちとみんなで手をつなぎながら歩いた記憶が鮮明に残っています。
あの時、隣の人の手がなければ、暗闇の中で流されていたかもしれません。災害の時こそ、助け合う、支え合う、励まし合う気持ちが大切だと感じました。
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頂いた体験談はニュースで紹介します。皆さんの投稿をお待ちしています。