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鹿児島大空襲から80年 市民らが空襲犠牲者の慰霊碑に献花

2025年6月17日(火) 11:58

2316人が亡くなった鹿児島大空襲から80年となる17日、鹿児島市で慰霊の献花が行われました。

太平洋戦争末期の昭和20年、鹿児島市は合わせて8回の空襲を受け、記録に残っているだけで3329人が亡くなりました。

このうち、死者2316人と最大の被害を出したのが6月17日深夜の空襲です。

「黙とう」

この鹿児島大空襲から80年となる17日、鹿児島市のみなと大通公園には鹿児島市の下鶴市長や市民約50人が集まり、県内の空襲犠牲者の慰霊碑である「人間之碑」に花を手向けました。

鹿児島市遺族会・吉見文一会長
「(戦争で)犠牲になった方々に思いを寄せることは、すごく大切なことだと思う」

2025年で終戦から80年。

戦争経験者の高齢化も進む中、吉見会長によりますと、17日の参列者の中に鹿児島空襲の経験者はいないということです。

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