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ニュース・スポーツ

【衆院選】候補者駆ける <3> 3度目の与野党一騎打ち 鹿児島3区

2026年2月4日(水) 18:24

2月8日、投開票の衆議院議員選挙。

選挙区ごとに候補者の動きをお伝えしているシリーズ、今回は3区です。

ご覧の2人が全国でも数少ない与野党一騎打ちの選挙戦を展開しています。

選挙戦の公示日。

鹿児島県薩摩川内市の交差点で、地元での日課とも言えるつじ立ちを行うのは、5期目を目指す中道改革連合、前職の野間健さん。

中道・前4 野間健候補(67)
「日頃から地域をずっと回っている。なんとしても地域のため勝ち上がりたい」

一方、まだ夜も明けきらぬ中、地元の神社を訪れ恒例の必勝祈願を行うのは自民党・元職で7期目を目指す小里泰弘さん。

自民・元6 小里泰弘候補(67)
「この1年余、地域を歩いてきた。戦い抜きます」

年齢は同じ67歳、同学年の2人は9年前からここ3区でしのぎを削ってきた。

2017年は小里さんが小選挙区で当選。

2021年は野間さんが小選挙区で当選。小里さんは比例で復活。

そして、前回2024年は現職の農水大臣と野党候補の対決として注目され、野間さんが制した。

一騎打ちとしてはこれが3度目。

顔ぶれは同じだが、自民、公明の連立が解消され、新党の中道改革連合が結成されるなど、これまでとは構図ががらりと変わった。

中道・前4 野間健候補(67)
「中道改革連合で自分に松下(忠洋)先生の思いを継ぐ、ピッタリのグループができた。私たちの先輩が築いた、鹿児島の中道のど真ん中を行く政治、中道改革連合を一緒に、皆さんと盛り上げ、全力で頑張りたい」

左右に偏らない「中道」の姿勢こそ、自身の政治信条に最も合致すると選挙戦に臨む野間さん。国民や県民の生活向上こそ政治の果たす役割だと訴える。

出陣式の会場にはこれまで支援を行ってきた連合鹿児島だけでなく、公明党の関係者も駆けつけた。

公明党・坂口正幸 薩摩川内市議
「数年前を考えたら予想だにしないこと。やるからには住んでいる生活者のため、命を守る政治をやって国政を担っていただきたい」


公明党の支持者
「いいのではないか。今のこれ(中道改革連合)が。今からの世の中はこんな感じでいかないとだめだなと思った」
「公明党自体が中道という精神の中で一生懸命、政治をやってきている。人間第一主義という考え方でいけば、この中道という思いの中で一緒にやっていける」

選挙が始まり徹底しているのは、ほぼ毎日行っている個人演説会だ。

選挙区にある各市や町で支持の拡大を実感しながら熱弁を振るう。

中道・前4 野間健候補(67)
「野党の大きな塊を作る大きなチャンスが巡って来た。一貫して私は、政治は人であると、自分自身、地域から選ばれた議員として、地域のために皆さんのために働かしてほしい」

自民・元6 小里泰弘候補(67)
「必ず国政に復帰し、自らの使命を果たす。小里の馬車馬が乗せるのは、国民の希望、皆さまの希望を未来へつなげていく。高市政権を支えて、安定した政権基盤を作り、この日本を強く豊かに進めていく」

一方の小里さん。前回の落選以降、選挙区内でのつじ立ちや座談会を続けてきた。

そこで接した現場の声を国政に届けるのは、与党候補の責任だと高市政権への追い風を背に返り咲きを目指す。

自民・元6 小里泰弘候補(67)
「3区に本来の政治を取り戻す、その責任が私にある。地域の声を日本の政治の屋根に届け、政策という形で、予算として返していく」

選挙戦中盤の先週土曜日、大票田・薩摩川内市で開催されたのは、女性支持者による「女性の集い」。

会場内での撮影はできなかったものの、約180人が集まり、高市総理とのパイプの強さなどが強調されたという。

陣営では、これまで以上に、女性票の掘り起こしに力を入れており、参加者からも熱気が。

参加した会社経営者(70代)
「(高市)早苗さんと小里先生とのエピソードを3つ4つ聞いた。今、高市さんとつながってやらないといけない」

小里泰弘 後援会連合会・堀之内都基会長
「女性の力をきょう、たくさんもらった。しっかりとみんなで、タッグを組んで応援していきたい」

多くの政党から候補者が出馬する選挙区が多い中、全国的にも珍しい与野党一騎打ちの鹿児島3区。

同じ顔ぶれでの3度目の選挙戦に有権者は何を思うのか。

主婦 80代
「(選択肢が)少ないと思います。たまには、同じ人ばかりでなくてと思う」

医療関係 30代
「もう少し、候補者が立って、競争というか議論が深まればと思う」

新党効果を追い風に現職が議席を死守するのか、それとも政権の高い支持率を力に、元職が返り咲くのか。与野党一騎打ちの闘いは、激しさを増すばかりだ。

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