環境省「悪質性高い」 奄美市の国立公園内に違法な昆虫用のわな複数見つかる【鹿児島】
2025年7月17日(木) 18:58
奄美市の国立公園内で、無許可で設置された昆虫採集用のわなが多数見つかり、環境省が警戒を強めています。
こちらが発見されたわなです。
バナナトラップと呼ばれ、クワガタなどの昆虫採集に使われるものです。
7月6日、奄美市の職員が奄美市笠利町の蒲生崎観光公園近くの木の上に数十個のわなが仕掛けられているのを見つけ、このうち15個が国の許可が必要な国立公園の特別地域内に設置されていました。
環境省が現場に警告文を貼りましたが、翌日には捨てられ、別のわなが設置されていたということです。
環境省は「悪質」として、警察に通報するとととも、今後はパトロールを強化したり防犯カメラの設置も検討するということです。
環境省奄美群島国立公園管理事務所・広野行男所長
「全体像をなかなかつかめないことが難しい。奄美大島の豊かな生態系や生物の多様性が劣化してしまうような状況を防いでいきたい」
こちらが発見されたわなです。
バナナトラップと呼ばれ、クワガタなどの昆虫採集に使われるものです。
7月6日、奄美市の職員が奄美市笠利町の蒲生崎観光公園近くの木の上に数十個のわなが仕掛けられているのを見つけ、このうち15個が国の許可が必要な国立公園の特別地域内に設置されていました。
環境省が現場に警告文を貼りましたが、翌日には捨てられ、別のわなが設置されていたということです。
環境省は「悪質」として、警察に通報するとととも、今後はパトロールを強化したり防犯カメラの設置も検討するということです。
環境省奄美群島国立公園管理事務所・広野行男所長
「全体像をなかなかつかめないことが難しい。奄美大島の豊かな生態系や生物の多様性が劣化してしまうような状況を防いでいきたい」