鹿児島銘菓「かるかん」 江戸時代から続く、発祥の老舗店 「自然薯、買います」広告に込めた思い そして今
2025年10月25日(土) 07:00
伝統を守りながら新たな可能性を見出す
現在、原料となる自然薯の約90%が栽培されたもの。製造現場では「栽培の自然薯も、いいものができている。天然物もそうだが、採れた時期、場所によって粘りが違う。そのあたりをうまく使い分けながらブレンドして作る」と白井副本部長は工夫を重ねている。
岩田社長はかるかんの未来について「一言でいうと、非常に明るい。グルテンフリーであること、ヴィーガンでもあるので。そういった意味では、これからの裾野は広い」と前向きだ。「かるかんとは真っ向勝負で向き合って、とにかく今売っているものが過去のかるかんよりもおいしい、そういった商品を世に出していきたい」と決意を語る。
これからも変わらず人々に親しまれる鹿児島銘菓「かるかん」であり続けるために、様々な状況に対応しながら、おいしさを届ける日々は続く。
















































































































