「81歳で町長を辞す理由」 ”ふるさと納税全国4位”と”リサイクル日本一”を作った町長の24年間
2026年1月6日(火) 12:30
引退の決断と最後の1日

「迷惑をかけたくない」81歳が語る引退の決断と町を託す覚悟
なぜ引退を選んだのか。東さんは「自分が健康だと思っていたが81歳なので、4年間町政を任せてもらった時に、もし病気でリタイアしたら町民の皆さんに迷惑をかける」と語る。
最後の昼食。「奥さんが24年間作り続けてくれています。僕は卵焼きが好き。絶対入れてもらっている」と町長室で弁当を広げた。午後からは町長室の片付けを行い、初当選時に使ったはちまきなど24年分の思い出の品々が次々と出てきた。
62年間の町役場勤務に幕

町民に慕われ、62年の公務人生を終えた
退任式では感謝状と花束を受け取った東さんが静かに職員の前に立った。
「皆さん方に本当に頑張っていただいて、私を支えてもらって、元気な大崎町を作ってもらったことを心から感謝している」
19歳で大崎町役場職員になり、課長、助役、町長と、81歳になるまで大崎町のために働き続けた東さん。「ありがとう」と何度も口にしながら62年間通った大崎町役場を後にした。
新人4人の選挙戦を制し新町長となった中野伸一さん(58)は、東さんと同じく役場職員出身だ。
就任から2週間余りの2026年1月5日、町の中央公民館で開かれた「二十歳を祝う会」。83人の参加者に、「自分はこれからどのように生きるのかを考え、決意し、新たなステージの第一歩を踏み出してください」とエールを送った中野新町長、東さんからのバトンを受け継ぎ、自らも、町の新たなトップとしての第一歩を踏み出していた。


















































































































