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ニュース・スポーツ

鹿児島・奄美大島唯一のバッティングセンター 存続の危機 甲子園球児や野球少年も利用

2026年1月16日(金) 18:28

40年にわたって地域の少年野球や島から甲子園を目指す高校球児らを支えてきた、奄美大島で唯一のバッティングセンターが鹿児島県奄美市にあります。

実は今、このバッティングセンターが存続の危機に立たされているといいます。

施設に何が起こっているのでしょうか。現状を取材しました。

「カキーン、カキーン」

照明がたかれたバッティングセンターで汗を流す子どもたち。

奄美大島で唯一のバッティングセンター、しまかわです。

小学生
「学校で打ち切れなかった分、足りない分、ここで打っている」
「みんなで打ったり、楽しんだり、指導してくれたりするので楽しく練習できる」
「2番(マシン)が相手投手の球に似ているから」

高校生
「ここで自分に足りない分を補って、甲子園に行けるように頑張りたい」

レベルアップのため―
仲間と楽しく練習するため―

子供たちがここへ来る理由は様々です。

過去には、甲子園出場を果たした大島高校野球部のメンバーや、プロ野球の道に進んだ選手もここで汗を流していました。

そんな島唯一のバッティングセンターは今から40年前、スポーツショップを経営する島川勝博さんがオープンしました。

スポーツ用品専門店「しまかわ」・島川勝博社長
「スポーツ店を開業した頃はとても野球が盛んな町で、グラウンドに10チーム以上がひしめき合って、思い切り野球ができていないと思い、バッティングセンターをつくった」

オープン当初はバッティングマシンが休みなく稼働し、休日には順番待ちの列ができるほどにぎわっていたそうですが・・・

スポーツ用品専門店「しまかわ」・島川勝博社長
「オープン当初の3分の1くらい。子どもの数も少ない。少子化もあるし、スポーツの多様化、サッカーやバスケットボールなどで野球人口が減ったと感じる」

多くの人にバットを振ってもらえるように、1回200円の料金はこの40年間、据え置いてきましたが、施設の経営は年々厳しくなる一方だと言います。

さらに老朽化も深刻です。

島川ひとみさん
「これは(球速)100キロ、120キロ、140キロ出るが今はもう120キロしか使えない状態。塩害でさびてしまって。何とかギリギリ稼働しています」

島川ひとみさん
「(創業)40年でマシン室の鉄骨やマシン室が老朽化し、お客さまに迷惑をかけることが多くなった」

修繕には多額の費用も必要に―

そこで島川さんたちはバッティングセンターを残すため、施設内にあるスポーツショップを12月末で閉店。

さらに1月からは料金を1回300円に値上げしました。

それに加えて決めたのがクラウドファンディングの実施です。

目標金額は2500万円で、集まった支援金はバッティングマシンの入れ替えや、硬式練習場の修繕費などにあてるということです。

スポーツ用品専門店「しまかわ」・島川勝博社長
「野球を本当に好きな子がこの場所を利用して少しでも上達して、甲子園を、プロ野球選手を目指してもらえたら」

子供たちの夢を叶えるための場所を残したい―

クラウドファンディングは1月25日までとなっています。

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