鹿児島・宮崎の県境でイノシシの死がい 半径10km以内に養豚場 鹿児島県が豚熱対策会議
2025年9月3日(水) 18:48
8月、鹿児島と宮崎の県境で見つかった野生のイノシシの死がいから、2日、豚熱ウイルスが確認されました。
死がいが見つかった地点から半径10キロ以内に、鹿児島県霧島市や曽於市の養豚場が含まれていることをうけ、県は3日、緊急の対策会議を開き、警戒を強めています。
寺田雅一副知事
「養豚場への侵入はなんとしてでも防がなければならない。侵入防止対策に万全を期していく」
3日、県庁で開かれた対策本部会議には県の関係部署から約20人が参加しました。
豚熱は豚やイノシシが感染する伝染病で、人には感染しませんが強い伝染力と高い致死率が特徴です。
2日、豚熱の感染が確認された野生イノシシの死がいは宮崎県都城市の2カ所で発見されました。
県境から約3キロの地点で見つかり、半径10キロ以内には鹿児島県霧島市と曽於市にあわせて8つの養豚場があることから、県は警戒を強めています。
対策会議では野生のイノシシにワクチンを混ぜたエサの散布を検討していることや、監視体制を強化することが確認されました。
その後、畜産関係の団体が参加するWEB会議も開かれ、県内約40の団体に対し情報が共有されました。
県家畜防疫対策課・藏薗光輝課長
「早期発見がまん延防止に非常に効果があるので、日常の観察を徹底し、早期発見、早期通報をお願いしている」
死がいが見つかった地点から半径10キロ以内に、鹿児島県霧島市や曽於市の養豚場が含まれていることをうけ、県は3日、緊急の対策会議を開き、警戒を強めています。
寺田雅一副知事
「養豚場への侵入はなんとしてでも防がなければならない。侵入防止対策に万全を期していく」
3日、県庁で開かれた対策本部会議には県の関係部署から約20人が参加しました。
豚熱は豚やイノシシが感染する伝染病で、人には感染しませんが強い伝染力と高い致死率が特徴です。
2日、豚熱の感染が確認された野生イノシシの死がいは宮崎県都城市の2カ所で発見されました。
県境から約3キロの地点で見つかり、半径10キロ以内には鹿児島県霧島市と曽於市にあわせて8つの養豚場があることから、県は警戒を強めています。
対策会議では野生のイノシシにワクチンを混ぜたエサの散布を検討していることや、監視体制を強化することが確認されました。
その後、畜産関係の団体が参加するWEB会議も開かれ、県内約40の団体に対し情報が共有されました。
県家畜防疫対策課・藏薗光輝課長
「早期発見がまん延防止に非常に効果があるので、日常の観察を徹底し、早期発見、早期通報をお願いしている」