みなさんこんにちは。
今年度も残り一ヵ月と少し。
そうこうしていると、出会いと別れの季節もやってきますね。
この時期はどうしてもセンチメンタルになりますね・・・。
話変わりまして・・・。
先日、出水市で防災講演をしてきました。
出水消防署の方にお声かけ頂き、
出水市防火管理者連絡協議会と出水市危険物安全協会の合同研修会で
防災士の資格を持つアナウンサーとして、講演会をさせて頂きました。
講演会のタイトルは「災害報道の在り方~“命”を守る報道とは~」。
KTSの災害時の報道部の体制や、
東京・フジテレビの番組で災害中継をする際の段取り。
私が防災士の資格をとろうと思ったきっかけ、
それを今どのような形で生かしているか。
防災士に求められる地域の役割など、時間が許す限りたくさん話しました。
いつもはカメラを前にニュースを伝えていますが、
今回は一般の方も参加が可能で、たくさんの方が雨の中足を運んでくださり、
目の前でうなずきながら話を聞いてくれました。
皆さんに話していると、私の中でも改めて防災に対する意識が整理され
「今自分に何ができるか」いつも考えてはいるけれど、
改めて深く考える機会になりました。
来月11日は東日本大震災から13年。
そして今年は1月1日に能登半島地震が発生しました。
いつ、どこで、何が起こるか分かりません。
いつもの帰り道、電柱を見てみてください。「海抜〇m」と書いてありませんか?
建物を見てみると「津波避難ビル」と書いてあるものもあります。
身の回りには防災が溢れています。
そこに自分が気づけるかどうか。
そのちょっとした知識や、得た知識によって初動が早くなったことが
自分の命や大切な人の命を救うこともあります。
スマートフォンや足元だけを見ずに、
きょうからは少し顔を上げて、周りを見ながら歩いてくださいね。
まずはそれが、防災の一歩です。
防災は頑張ると続きません。
日常の延長上に少しずつ取り入れて下さいね。
最後に、今回私に貴重な機会をくださった出水消防署の皆さん、ありがとうございました。