最後の一日

8月末、鹿児島市の文具店を取材しました。
57年の歴史に幕を下ろした「はやま文具」です。

これまでロケや、家族ともおじゃました文具店で
閉店の知らせには驚きと寂しい気持ちでいっぱいになりました。
近所のみなさんにとっても大きな存在だったようです。



 

KTSライブニュースでは最後の一日に密着したのですが、
お店は一日中お客さんが絶えませんでした。

「初めてのおつかいがはやま文具だった」
「部活帰りに友達と立ち寄った」
「お店のSNSの投稿が楽しみだった」

みなさんそれぞれに思い出を語ってくれました。

 

この日はイオン鹿児島鴨池店閉店と同じ日。
町並みが変わっていく動きを実感した一日でもありました。

私の地元福岡でもこの夏長年通った商業施設が閉店しました。

 

その場所に行くと浮かんでくる、家族や友達との思い出があったように思います。
懐かしい景色が変わっていくのはさびしいものですが、
たくさんの思い出をくれた場所に、心からありがとうと伝えたいものですね。

はやま文具さんは店舗は閉店となりましたが、
今後も注文の受付や納品は続けていくということです。

取材に協力いただいたはやま文具さん、
お店で出会ったみなさん
ありがとうございました。