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現在、鹿児島や宮崎のファミリーマートで展開中の「鹿屋市フェア」。

鹿屋の特産品をＰＲしようと販売中の商品の魅力を、開発に携わった高校生の声とともにお伝えします。

５月２７日から始まった「鹿屋市フェア」。

コンビニグルメで鹿屋のおいしいものをさらに多くの人に知ってもらい、販路拡大につなげようと、南九州ファミリーマートの声かけで実現しました。

南九州ファミリーマート　広報担当・田之上祐成さん
「鹿屋市には魅力的な商品や特産品がいっぱいあるが、認知度が高くないものも多いと思うので、鹿屋市を宣伝させてもらっている」

フェア初日に鹿屋市のファミリーマートで１日店長に名乗りを挙げたのは、ご存じこの方、鹿屋市ＰＲ特命係長のかのやカンパチロウです！

ファミマ１日店長・かのやカンパチロウさん
「ぜひ多くの皆様に、鹿屋市の食の魅力を楽しんで頂けますと幸いでギョざいますギョ♪」

今回のフェアで店頭に並ぶ商品は、鹿屋の特産品を生かしたものばかり。

まずは鹿屋市の隠れた逸品、「かのや南高梅」。

梅干しといえば、やっぱりおにぎり。

一番おいしいとされる塩分１３％の梅干しを使用しています。

また、ジメジメする梅雨にぴったりの「冷やし梅おろしうどん」も用意しました。

続いて、鹿屋といえばやっぱり「かのやカンパチ」。

こちらのおにぎりは、塩焼きにしたカンパチの切り身に合わせたレモンが隠し味です。

そして鹿屋といえば、豚肉も欠かせません。

鹿屋の老舗焼肉店「陣力」が監修した鹿屋のご当地グルメ「豚ばら丼」。

お店の味に近づけるため、タレは何度も作り直したそうです。

ご当地グルメつながりでもう一品。

「鹿屋海軍航空カレーパン」です。

こちらは鹿屋市民に長年親しまれている「鹿屋海軍航空カレー」がベースとなっています。

また、鹿屋中央高校の生徒が考案した地元愛あふれるデザートも…

「やばー」
「この光景を見るだけで感動する」

感無量の声をあげるのは発案者の女子高校生たち。

鹿屋で多く生産されているサツマイモ「紅はるか」と、肝付町や南大隅町で生産されているかんきつ類、辺塚だいだいを使ったムースを発案。

実際に商品が並んでいるところを見るのはこの日が初めてです。

発案した女子高校生
「辺塚だいだいの酸味と紅はるかの甘みの配合がポイント。甘みに酸味を加えることで大人の方でも楽しめるスイーツになっている」

棚にズラリと並んだムース。

この店では初日の売れ行きに期待し、発注上限をさらに５０個上回る１４８個のムースを入荷。

狙い通り、商品は次から次に売れていきました。

買い物客
「娘がここの高校に行っているので、発売日だったのでどんなものかなと思って」
「おいしそうですね」

一方、一日店長のカンパチロウもレジや接客にも大忙し。

合間を縫って冷凍庫の冷気を浴びながら、奮闘していました。

鹿屋市フェアは６月２３日までの予定で、鹿児島・宮崎のファミリーマート３９０店舗で展開されます。