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２９日夕方、鹿児島市の天文館で、走行中の鹿児島市電から煙が出て自力走行ができなくなり、市電に約２０分の遅れが生じました。

鹿児島市交通局によりますと、２９日午後６時ごろ、鹿児島市の天文館通電停付近で「市電の屋根から煙が出ている」と対向車両の運転士から交通局に連絡がありました。

煙が出た車両は、郡元から鹿児島駅方面に向かっていて天文館通電停に止まるため減速していたところ、自力走行ができなくなったということです。

乗員乗客約２０人にけがはありませんでした。

この影響で、市電に約２０分の遅れが生じました。

乗客によりますと、突然爆発音がして、車内が停電したということです。

鹿児島市交通局が故障の原因を調べています。