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『柔道にかける思い』

先日
鹿児島市の鹿児島アリーナで
ALSOK鹿綜警杯
第58回県下高等学校柔道選手権大会が
開かれました。

私は男子団体戦の実況を
初めて担当しました。
男子の団体戦は
5人の勝ち抜き方式で競います。
優勝したのは、
鹿児島情報高校。
見事3連覇を達成です。
先鋒の
濱田 聖良選手(1年生)は
足首のけがから復帰したばかり。
そんな中でも
前日の81kg級の個人戦で優勝!
団体戦の3回戦でも
見事3人抜きを見せました。
決勝では、
先鋒同士の対戦で敗れてしまい
悔し涙を流す姿がありました。
「この悔しい気持ちを忘れずに
必ず次は勝ちます」
と涙ながらに話していた姿が
とても印象的でした。
次鋒の
坂本 拳斗選手(2年生)は
熊本から柔道のために
鹿児島情報高校に進学しました。
お兄さんも
鹿児島情報高校柔道部の卒業生で
この大会の団体では決勝で敗れました。
その姿を
応援席で見ていた坂本選手は
「自分は必ず優勝する!」と
強い気持ちがあったそうです。
そして見事、その言葉通り、
優勝を果たしました。
畳に上がっているときの姿はりりしく
取材で話を聞くときの表情は柔らかく
まるで別人のようでした!
それぞれの思いをもって選手たちは
畳に上がっています。
この大会の模様は
2月3日(土)午後2時50分から
KTSの特別番組で放送します。
熱戦をもう一度!