鹿児島が誇るお茶どころ・南九州市知覧町から、知覧茶の魅力について生中継でお伝えしました。
南九州市には、およそ3400ヘクタールのお茶畑が広がっています。
そして荒茶の生産量は、国内生産量の2割近くを占めています。
まさに、日本一のお茶どころ!
鹿児島の誇りですね。
今年の茶葉の出来は、とても良いそうです。
知覧茶の新茶の収穫は、例年4月の中旬から下旬にかけて行われます。
山口さんの畑も、つい先日作業を終えたばかりです。
いまは機械化がとても進んでいて、規模の大きい農園でも、少ない人数で収穫が可能です。
また、摘み取る茶葉の長さをミリ単位で調整できるので、おいしい部分の収穫ができるんだそうです。
最先端の機械も、知覧茶の日本一を支えているんです☆
昔はこの広大な茶畑で、一枚一枚、手作業で摘み取る作業をされていたんですね~。
全国的には「やぶきた」という品種が8割を占めていますが、知覧茶は、複数の品種のそれぞれの良さを引き出すようにブレンドしています。
山口さんの畑では、9種類の品種を栽培しています。
ブレンドした知覧茶は、
緑色が深く、渋みが少ない。
だから、うま味を感じやすいのだそうです。
それが知覧茶のおいしさのヒミツなんですね~。
山口さんが栽培したお茶を販売している、「お茶の春一番」にお邪魔しました。
新茶の季節になると全国から注文が来て、いまがちょうど発送作業のピークなのだそうです。
山口さんの奥様から、茶葉のおいしさを引き出すお茶の淹れ方を教えていただきました。
【生産農家直伝のお茶入れポイント】
①茶葉はたっぷりと
入れすぎたかなって思うくらいで良いんです!
②熱湯はNG!お湯は少し冷ます(7~80度ほど)
熱湯をそのまま注いでしまうと、渋みが強く出てしまいます。
一度、湯呑みにお湯を入れてから急須に入れると、だいたい7~80度くらいのちょうどいい温度になります。
新茶は葉がやわらかいので、さらに別の器に入れて、2回冷ますのをおすすめします。
③お湯を入れたら20秒
短いと思うかもしれませんが、湯呑みに注いだとき最初は色が薄く感じても、注ぎ終える時にはちょうどいい濃さになっているんです。
おいしいお茶に合うスイーツも、山口さんに紹介していただきました。
たまご屋のSweets工房RANKO
知卵ロール 220円(税込)
また、知覧では、緑茶だけでなく、紅茶も注目を集めているんです。
今年の11月には、知覧で「地紅茶サミット」が予定されています。
「お茶の春一番」でも「べにふうき」の紅茶を販売しています。
お茶の春一番
注文・お問い合わせ 0120-84-1645