鹿児島市では、再開発や新たなビル建設でここ数年、街の表情は変化し続けています。
そこで、これまでの街づくりの足跡とこれからの未来図を紹介しました。
センテラス天文館
去年4月にグランドオープンしたセンテラス天文館。
オープン初日はおよそ3万人が訪れました。
以前の「タカプラ」がスケールアップして、生まれ変わりました。
コンセプトは「わたしのイイバショ」。
地上15階建てで、ファッション・グルメ・オフィス、ホテルなどおよそ70のテナントが入る複合施設です。
中でも注目は、「天文館図書館」。
「そだつ」「くらす」「はたらく」「うみだす」をテーマに、およそ4万冊の本が並んでいます。
家族みんなで楽しめるセンテラス天文館。
これからももっと注目されそうです。
鹿児島銀行本店
金生町にある鹿児島銀行「本店ビル・本店別館ビル」です。
2020年5月、地下1階、地上13階建ての本店ビルがオープンしました。
そして2019年6月、本店ビルの隣に、地上8階建ての本店別館ビルがオープンしました。
2つのビルの1階から2階は「よかど鹿児島」を展開していて、飲食店や物販など24のテナントが入っています。
特徴は、何といっても施設内の店舗の完全キャッシュレス決済。
金融機関ならではの、新しいビジネスモデルを提案しているツインタワーです。
ライカ1920
2021年6月にグランドオープン。
地上24階建てで、高さはおよそ100メートル。県内イチ高い建物です。
1階から7階はファッションやグルメが楽しめる商業施設で、5階、6階は、450人収容のライカ南国ホール。
7階から24階はマンションになっています。
ライカには「鹿児島に来ること」、「鹿児島を好きになること」などといった意味が込められているそうです。
続いて、これからが楽しみな都市計画を紹介しました。
キラメキテラス
鹿児島市高麗町にあった「鹿児島市交通局」が6年前に取り壊され、広大な敷地に「キラメキテラス」という新たな施設が建てられようとしています。
キラメキテラスでひときわ存在感を示しているのが、県内初の大手外資系ホテル、シェラトン鹿児島です。
地上19階建てで、客室数は228室。
4階にはさまざまなジャンルの料理が楽しめるレストラン、5階には天然温泉施設が完備されるそうです。
そしてホテルの隣にあるのが、商業施設とオフィスが入る「キラメキ南国ビル」です。
1階はスーパーマーケット、2階は薬局など、4階から6階はオフィスになるそうです。
その他にも、病院やマンションなどが建設されます。
新しい街づくりとして期待が高まるキラメキテラス。
完成は、今年の春の予定です。
鹿児島中央駅西口
鹿児島中央駅周辺の再開発は、九州新幹線が発着する側の西口でも進んでいます。
目の前にあった空き地に、ド~ンと高いビルが建ちます。
鹿児島中央駅西口 複合ビルです。
現在建設中です。
駅と直結した施設で、1階から3階は商業施設、4階から10階はオフィスになります。
道路だったビル周辺も整備され、人々が行き通う「憩いの場」になります。
「鹿児島中央駅西口 複合ビル」の開業予定は、今年の春です。
谷山駅周辺
鹿児島市の副都心の再生を目指している谷山。
周辺では連続立体交差事業に伴い、谷山駅周辺から
距離にしておよそ2.7キロです。
かつては道が狭いうえに線路があることで渋滞が発生していましたが、整備後、だいぶ緩和されたそうです。
さらに土地区画整理も行われました。
永田川周辺は住宅などが密集していましたが、土地を広げ、住みやすい街に整備したそうです。
魅力ある街づくりは、すでに始まっています。
KTSからのお知らせ【今月9日まで!】世界一美しい昆虫展
続いて、現在、黎明館で開催中の「世界一美しい昆虫展」をご紹介しました。
場所 鹿児島県歴史・美術センター 黎明館 第一特別展示室
会期 1月9日 (月・祝)まで
入場時間 午前9時~午後5時30分(最終日は 午後3時30まで)
こども(3歳以上~中学生) 700円