市電の電停を起点に生中継で街を歩く「ぶらり!かごしま電停の旅」。今回は、「涙橋」電停。郡元2丁目の旧道沿いは、職人技のお店が並ぶ。タタミ店、武道具店、老舗のさつまあげ店など人情味豊かな暮らしが残る下町の魅力を生放送で伝えました。
電停ぶらり涙橋から旧道沿いの店舗を訪ねる!
【涙橋】
新川と交わる旧谷山街道にかかる涙橋。江戸時代、橋の先の処刑場に向かう罪人と家族がこの橋のたもとで最後の別れをしたことから「涙橋」と呼ばれるようになりました。
そして「涙橋決戦碑」の文字は、西南の役で官軍と戦った枕崎出身の兵士90人がここで戦死したことから供養碑としてつくられました。


【薩摩武道具店】
剣道で使う竹刀、お面、そして胴衣、また柔道・空手・合気道などの道着などを製作販売しています。昭和60年創業。以前は夫婦2人で切り盛りしていましたが、主人が他界し、店を閉めようと考えたこともあったそうです。しかし友人たちの勧めで現在は奥様1人で頑張っています。
【安藤タタミ商店】
昭和5年創業。店内に入るとイ草の香りがして、とても癒されます。現在は畳、ふすま、そしてクロス張り替えなど内装関係も手がけているそうです。
【有村屋 郡元本店】
大正元年創業、今年で創業106年のさつま揚げの老舗。常時20種類と季節限定のさつま揚げを製造販売しています。いまの季節のお奨めは、きびなご棒天と西郷揚と言う事です。
場所: 鹿児島市郡元2丁目
電話: 099-251-0339