鹿児島マラソンに向けトレーニングを始めた小鍜治アナ。日々トレーニングを続ける小鍜治アナウンサーを励まそうとあのアーティストが来鹿しました。

鹿児島マラソン特集・あの人が小鍜治アナを激励！？

【ナオト・インティライミさん】
鹿児島実業高校で小鍜治アナウンサーは鹿児島マラソンに向けて練習をしていました。そこに東京からある人物がやってきました。シンガーソングライターのナオト・インティライミさんです。メッセージ性の高い彼の音楽は多くの人を励まし勇気づけています。過去小鍜治アナウンサーとナオトさんは番組で３回共演したことがあり、がんばって練習をしていると聞いてわざわざ駆けつけてくれたのです。ナオトさんの『Brave』という曲が大好きで、入社からずっと『Brave』に後押しされてここまで頑張ってこれたんだそうです。

【ナオトさんの半生】
順風満帆に見えるナオトさんですが、実は挫折の連続でした。１回目のデビューが駄目で事務所がつぶれて先が真っ暗な時に、８か月間一人暮らしの部屋でずっと引きこもっていたんだそうです。その時は何もできず、外に一切出ない、親や友達の電話にも一切出ない状態だったというナオトさん。そのままではだめだと最後の１、２ヶ月で考えていた時大きかったのは夢という存在でした。『人と比べすぎなくてもいい。最終的なライバルは自分だったり、認めてあげるのは自分で良い』と語るナオトさん。１００人いて９９人が認めてくれなくても１人いいねって頑張った方がいいと応援してくれる人がいたら何かが起きると信じてほしい、というメッセージをくれました。

【高校生からの質問】
ナオトさんの言葉を聞いて、高校生たちは思いをぶつけました。陸上部副キャプテン・川上君からの『他の学校に負けてつらい思いをした時もあったんですが、そういうときナオトさんはどうやってつらい気持ちを乗り越えるのか』という問いに、ナオトさんはこう答えてくれました。
『つらかったり悔しかった思いを気にしないで、前を向いて行こうなんてそんなメッセージはありえないと思っっている。つらいとか悔しいと１２０％感じた方がいい。それがない人間がどうやって自分を超えていけばいいんだって思う。だったらマジやってやるっていう奮い立たせるエネルギーに変える　そうしていくと自分を超えていくんじゃないかな。』
一日の生活の中で一番楽しみなことは何ですか？という質問に対しては『お風呂に入る瞬間』だと答えてくれました。

【Brave】
ここで小鍜治アナウンサーが大好きな『Brave』を歌ってほしいとお願いしました。それに対してナオトさんは何と『一緒に走りながら一緒に歌おう』と提案してくれました。実業高校の陸上部とともに走る、ナオトさんと小鍜治アナウンサー。ちょうど練習で結果が伸びないなどで気持ちが落ち込んでいた小鍜治アナウンサーですが、ナオトさんの歌声に励まされ勇気をもらいました。鹿児島マラソンまであと３６日、小鍜治アナウンサーは今日も１人走り続けます。