県内の温泉地を歩く“かごしま湯巡り旅”。今回は鹿児島市郡山町が舞台。さつま日光とも呼ばれる花尾神社を訪れた後は女性客が多く訪れる「杜の風」で地元の野菜をふんだんに使った“おまかせランチ”を頬張り、最後は八重山山中にある「ゆるり乃湯」で温泉に浸かりました。
かごしま湯巡り旅~鹿児島市郡山町
【花尾神社】
島津家初代忠久の父母と伝えられる源頼朝、丹後局が祀られています。また社殿が日光東照宮に似ているところから「さつま日光」とも言われおり、社殿の天井には近隣の草花の絵401枚が描かれています。また「安産の神様」とも呼ばれており、丹後局のお墓の「お苔石」の苔は、安産祈願にご利益があると今でも多くの人々が訪れています。
【癒し茶屋・杜の風】
花尾神社の参道のすぐ横にある茶屋。子育てを終えた料理好きな主婦仲間が、食べ歩きで磨いた舌と腕を活用した料理。食材は直接生産農家から仕入れ、地元野菜中心のヘルシーなランチは口伝いで人気を呼んでいます。おまかせランチには、抹茶と和菓子が付いています。
電話: 099-298-8701
休み: 火水曜
おまかせランチ 1400円(要予約)
【ゆるり乃湯】
入来峠のてっぺん、八重山公園の前にある、源泉かけ流しの温泉です。男女とも大浴場があり、男女週替わり、一週間ごとに男と女の浴場が替わります。さらに8種類の家族湯も用意されており、「津留桶」(2000円/1時間)「羽釜」(2000円/1時間)などそれぞれ楽しめるようになっています。
電話: 099-298-2639
営業: 年中無休
入浴料: 大人390円
【八重の棚田】
「ゆるり乃湯」から、車で3分、鹿児島市を流れる甲突川の源流がある八重の棚田。美しい日本の里山の風景が広がっています。そして八重の棚田は夜になると、4万個のLEDがさらに棚田を美しくし、1月末まで点灯されます。