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かごニュー
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10月23日(火)沖永良部島に進められる地下ダム建設。緊急リポート

サトウキビやジャガイモ、ユリなどの生産農家が多い沖永良部島では、慢性的な水不足を解消しようと、現在、地下ダムの建設が進められています。地下のダムとは一体どんなダムなのか、気象予報士の中俣さんが取材してきました。

沖永良部島に進められる地下ダム建設。緊急リポート

実は慢性的な水不足が続く沖永良部島
鹿児島空港から飛行機でおよそ70分。奄美群島の南西部に位置する隆起サンゴ礁の島、沖永良部島です。温暖な亜熱帯性気候で、年間の平均気温は22度。島流しになった西郷さんがおよそ1年半を過ごしたことでも知られています。沖永良部島の大部分は、南西諸島に広く分布する、琉球石灰岩の地層です。軽石のように無数の穴が開いている琉球石灰岩の地層は、水はけが良く、地上に降った雨はあっという間に地中に浸透して、海へ流れ出てしまいます。そのため島では、昔から農業用水の確保に苦労していたといいます。しかも年間平均降水量は鹿児島市2265.7ミリと比べると。沖永良部島1836.0ミリと8割程度しか降水量がありません。※気象庁調べ(1981~2010年)
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一大プロジェクト・地下ダム建設
干ばつに備え、島に作られたため池の数は117。今回のダム建設は、天候の影響を最小限にとどめ、農業用水を効率的に確保するための一大プロジェクトです。地下のダムも普通のダムと考え方は同じです。石灰岩の土壌に染みこんだ地下水は水を通さない岩盤の上を流れ、海へと注ぎます。そこで、水の流れをせき止める壁、止水壁を地中に作り、隙間が多い石灰岩の地層に地下水をためて利用する計画です。
土木技師の森崎さんは、沖縄や喜界島でも地下ダム建設を手がけてきました。杭打ち機につけたドリルで地面に穴を開け、岩盤に届いたらセメントを流し込んで地中に柱をつくります。その柱を隙間なく次々と繋げることで見えない地下のダムが完成するんです。ちなみに地下ダムの高さはおよそ48メートル。完成するとこの地下に60万立方メートル、25メートルプールおよそ1700杯分の水を貯めておくことができるようになるんだそうです。
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地下ダムの仕組み
井戸からくみ上げられた水は、揚水機場(地下ダムに貯まった水を標高の高い大山までポンプで上げる施設)を通って島で標高が最も高い大山の吐水槽へと送られます。そこから先は地下に張り巡らされた用水路を使って水が島全体に送られる仕組みになっているんです。今行われているのは地下水が海に流れ出る場所に、止水壁と呼ばれる柱をつくる工事です。今の場所は地下42~43メートルを掘っている最中なのですが、驚いたことに完成前の今もすでに水がたまり始めていて、実際に利用されています。
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地下ダム利用者の声
サトウキビの生産者、大山政照さんは、地下ダムの整備が進んだことで干ばつ対策の効果が期待できるようになったといいます。
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花卉園芸農家として「スプレー菊」を栽培する田中米富さん。田中さんは3年前までこの場所でジャガイモを作っていましたが、地下ダムの水が使えるようになったのをキッカケに、ジャガイモより多くの水を必要とするものの販売単価が高い「スプレー菊」の栽培に切り替えたといいます。
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畜産業を営む三島稔さんは、牛のエサとしての牧草を育てるために地下ダムからの水を利用するようになりました。干ばつになると牧草が取れないばかりか、他の業者から仕入れなければならないため、畜産農家にとっても水の確保は死活問題です。地下ダムの整備が進み、不安は解消されつつあるといいます。
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九州農政局 沖永良部農業水利事業所の馬場範雪所長によりますと、沖永良部島の地下ダムは、2022年3月までに完成する予定で、完成後は、農作物の収穫量が増えるだけでなく、果物など今までになかった収益率の高い農作物の生産が始まるということです。