その町に住む地元の人に、自分の町の良さを積極的にアピールしていただこうという新企画!記念すべき最初のインタビューは黒下萌絵さん。出水駅の近くにある、黒下さんの親戚がやっているカフェがおすすめと聞き、早速出水市に向かいました。人口およそ5万3000人の出水市はツルの越冬地として有名。昔ながらの武家屋敷が残る風情ある町としても知られています。
出水市民の地元自慢① 8kitchen(エイトキッチン)
8kitchen(エイトキッチン)は、築70年の旅館をリノベーションしたオフィス兼ショールームで、曜日と時間帯でシェフやメニューが変わるチャレンジキッチンを開設しています。出水を元気にしたいと思っていたオーナーの新谷さんが、すぐに人通りを作れるのは飲食店ではないかと考えて8kitchenを立ち上げました。将来店を持ちたい人にトライアルしてもらい、ファンが付いたら駅前通りに飲食店を開業できるのではという狙いもあるそうです。
本日担当の井手さんは水俣の「鶴の屋」さんのシェフで、肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」でもスペシャルランチを提供している凄腕シェフです。今日のメニューは「バカライス」。変わった名前ですが、こちらはくまもと黒毛和牛「和王」を使用したローストビーフ丼。スペイン語でバカ=牛という意味なんだそうです。
曜日ごとに担当するお店やシェフが変わるエイトキッチン。その日のメニューや営業時間は、SNSやホームページでご確認下さい。
バカライス セット 1900円(税込) ※単品は1280円
【8kitchen(エイトキッチン)】
住所:出水市昭和町47-1
出水市民の地元自慢② クレインパーク出水
出水市ツル博物館クレインパークいずみは公園としても整備されていて、この日もたくさんの花が咲いていました。残念ながらお目当ての芝桜は見頃は4月下旬までだったそうです。
【クレインパーク出水】
住所:出水市文化町1000
出水市民の地元自慢③ 吉村金物店
続いてのわが町自慢スポットは明治43年創業の吉村金物店です。こちらの奥様が手がけるうつわ屋がインスタで話題になっていて、公式アカウントには現在出水市民5万3460人を超えた5万9000人以上のフォロワーがいるんだそうです。お店には奥様が仕入れたおしゃれな器がたくさん並んでいます。商店街に人を呼ぶコンセプトでうつわ屋を始めていて、通販は今のところ一切していないそうですが、ちょっと欲は出てきているとの事。
【吉村金物店】
住所:出水市本町12-14
営業時間:8:00ごろ~17:30ごろ(金物屋は7:00~19:00)
定休日:日曜日
吉村金物店 Instagram
出水市民の地元自慢④出水麓武家屋敷の砂像
出水麓武家屋敷にある出水麓歴史館。サンドアーティスト・吉野弘一さんが製作した歴史の偉人の砂像が展示されています。西郷隆盛と大久保利通が肩を組んでいる砂像は、観光客に実際に大河ドラマであったシーンなのかよく聞かれるそうです。
【出水麓歴史館】
住所:出水市麓町10-39
出水市民の地元自慢⑤ 感応禅寺
感応禅寺は、1185年、源平合戦のころにできたお寺で、島津家の初代が菩提寺としてつくったそうです。今年が創建825年になる県内最古といわれるお寺です。本堂の裏手には島津家初代から5代までのお墓、五廟社(ごびょうしゃ)があり、サンドアーティスト・吉野さんがつくった島津忠久公の砂像が隣接しています。
【感応禅寺】
住所:出水市野田町下名5735