どこか遠い国の動物のイメージのクジラですが、実は1月~3月の冬の時期に北の海から奄美大島にやってくるんです。
今回は川路アナが冬の奄美大島で巨大クジラを探します。ホエールウォッチングツアーでの遭遇率は今年に入って驚異の100%。果たしてクジラと出会うことは出来たのでしょうか?
黒砂糖作り
奄美では今、サトウキビの収穫と黒砂糖作りが最盛期を迎えています。サトウキビから搾り取った甘い汁を強火にかけて3時間ほど煮詰めます。それを攪拌しながら冷ますと、固まって黒砂糖が出来上がります。
【奄美きょら海工房】
場所:奄美市笠利町
ハブと愛まショー
「ハブと愛まショー」では、ハブの捕獲の様子を、自然により近い形で再現してくれます。夜行性のハブは暗い方が活発になり縄張りに入ると、威嚇してきます。しかし講師の原さんは一瞬にして捕獲してしまいました。この光景は原ハブ屋でしか見られません。
【原ハブ屋】
場所:奄美市笠利町
ハブと愛まショー 1日3回 約30分
郷土料理かずみ
島唄が流れる店で豪華な奄美料理の数々をいただきます。旬を迎えているアオサの天ぷら。黒糖焼酎のお湯割り。タナガの唐揚げや豚足、油そうめんなど奄美を食べ尽くしました。
【郷土料理かずみ】
場所:奄美市名瀬
奄美沖で巨大クジラを探せ!
いよいよクジラを探しに出航です!案内してくれるのは、ホエールウォッチングツアーの企画をしている、マリンスポーツ奄美の才 秀樹さん。
このツアーでは、泳ぎに自信のある人はクジラと一緒に泳ぐことも出来ます。迫力ある映像をおさえるためドローンも持ち込んで、クジラと出会う準備は万端です。
水中で泳ぐクジラは息継ぎのために定期的に水面に上がってきます。そして呼吸をするとき背中の穴から潮を吹き出します。これをブローと呼び、高さは3mほどにも上ります。クジラを探すときは、このブローが目印となります。
潮が上がるのは一瞬。目をこらして水面を見つめなくてはいけません。
出航から30分。クジラをよく見かけるという海域に入りましたが、その姿は見られません。
重苦しい雰囲気が漂っていたその時、念願のクジラと対面!しかしギリギリで撮影に失敗。息継ぎを終えたクジラは再び水中に潜っていってしまいました。
見失ったクジラを探していると、音声スタッフがクジラを発見!出会ったのはザトウクジラの親子。親子で泳いでいるときは激しい動きはせず、のんびりと優雅に泳ぐそうです。
ダイバーさんが水中で撮影した動画を見せてもらいました。奄美に通い始めて5年くらいでこんなに近くで撮影できたのは初めてなんだそうです。
このホエールウォッチングツアーは例年だと3月いっぱいまで行われています。1番のシーズンは2月中旬だそうです。ぜひクジラを見に奄美に行ってみてはいかがでしょうか?
【マリンスポーツ奄美】
℡:0997-53-1245
ホエールウォッチング(船上から)1人 6000円(税込)
ホエールスイム(シュノーケル)1人 1万3200円(税込)
※クジラと出会えなくても返金はありません