
年末の鹿児島をスケッチする中継企画!
いちき串木野市のまぐろ専門店から、正月用まぐろの出荷で大忙しの様子を生中継でお伝えしました。美味し~いまぐろ料理もいただきました♪
まぐろの館

まぐろの聖地☆いちき串木野市の「まぐろの館」にお邪魔しました。

案内して頂いたのは、館長の富田康成さんです。

(富田さん)
まぐろにはメバチ、ビンチョウ、キハダ、クロ、ミナミといった種類がありますが、こちらでは主にミナミまぐろを販売しています。

Q.ミナミまぐろって、どんなまぐろ?

(富田さん)
①ミナミまぐろの漁獲量日本一は鹿児島
串木野では、昔から遠洋漁業でミナミまぐろを獲っていた
②そもそも個体数が少なく、日本近海では獲れない
南極に近い南半球で獲れる
③一般的なまぐろに比べて大きくなり過ぎない
大味にならず繊細な味
全国的にも、ミナミまぐろを主に取り扱っていること自体が珍しいそうなんです。

まぐろを保存している冷凍庫に案内していただきました。

(富田さん)
巨大な冷凍庫に、たくさんのまぐろが冷凍されています。
冷凍庫の中はマイナス60℃。

どれくらいの寒さかというと…、濡れたタオルも一瞬で凍り付きます。

(富田さん)
この急速冷凍技術の発達によって、遠く離れた地域でとれたまぐろも鮮度を保ったまま運んで来ることができるようになったんです。
つまり、死後硬直が始まる前に、急速冷凍できるんですね。

(富田さん)
50年くらい前に、串木野のまぐろ船がこの冷凍技術をほぼ確立して、その後発達したおかげで、鹿児島県はミナミまぐろの漁獲量が1位なんですよ。

そして、冷凍まぐろの解体もここで行っています。

輪切りにした尻尾で、脂ののり具合や状態などを見て、個体ごとの価格を決めます。

ここで切り分けて、売り場に並びます。

解体したまぐろは、メインの館で購入することができます。

メインの館の1Fが物産館になっています。

先ほどの冷凍「ミナミまぐろ」を、さまざまなブロックに分けて販売しています。

刺身もあるんですね~♪

(富田さん)
ミナミマグロを食べるなら、も~~まさに今!!なんです。
南半球の冬(日本の夏)に獲れた、脂ノリノリ↑↑のミナミまぐろが、ちょうどこの時期、市場に並び出すんですよ。

Q.ミナミまぐろ漁で海に出る期間は?
(富田さん)
遠洋漁業で、およそ1年7ヵ月の間漁に出ます。
獲れた魚を回収する船が引き取りに行き、その都度市場に卸します。
長い時間をかけて、獲ってきていただいたまぐろなんですね。

2Fの食堂で、そのミナミまぐろをいただけます♥
まぐろの館2F 松榮丸食堂
営業時間 午前11時~午後3時(L.O午後2時30分)
定休日 水曜日
電話 0996-29-5517

松榮丸定食 1800円(税込)

ミナミまぐろの赤身、中トロ、大トロを贅沢に使用

本まぐろ あごトロ肉の煮つけ定食 1500円(税込)
1匹のまぐろから少ししか取れない、超希少部位”あごトロ肉”を使用

<゜)))彡 まぐろの館 <゜)))彡
住所 いちき串木野市八房3141-1
電話 0996-29-5515
営業 午前10時~午後6時
定休日 水曜日 ※駐車場あり
年末は、下記の日程と場所で購入可能です

■山形屋1号館6階大催事場
12月27日~31日
■おいどん市場
12月29日、30日