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6月21日(火)唐船峡そうめん流しのめんつゆを特集!ある秘密とは

鹿児島も梅雨真っ只中ですが、ツユはツユでも「めんつゆ」。
唐船峡の「めんつゆ」の秘密を探りました。

鹿児島の夏の風物詩、“そうめん流し”。
 

指宿市営唐船峡そうめん流しには、年間およそ20万人が訪れます。
 

夏が近づくと食べたくなる、お馴染みのそうめん流し。
 

みんな大好きそうめん流しですが、唐船峡のそうめん流しの「めんつゆ」と、市販の「涼味唐船峡めんつゆ」は別物という情報が!!

そこでまず、そうめん流しの厨房へお邪魔しました。
 

指宿産のカツオ節と北海道産の利尻昆布などで出汁を取ります。
そのあと、取った出汁を天然の湧水で冷やすと、味が凝縮するんだそうです。
 

​冷ました出汁と秘伝の返しを混ぜ合わせて、そうめん流しの「めんつゆ」は作られています。
 

一方、市販の「めんつゆ」はというと。
 

同じ敷地内にある、唐船峡食品さんを訪ねました。
 

​お話を伺ったのは、若山恵子会長です。
 

唐船峡と同じ商品名がついているにも関わらず、そうめん流しの「めんつゆ」と味が違うのは本当?
 

​原材料を比較してみると、確かに違うことがわかりました。
そうめん流しの「めんつゆ」は、作ってすぐに提供できますが、市販のものは消費者のもとに届くまでに時間を要するため、材料などが違うのだそうです。
 

​それでは、味はどうなんでしょうか?
2つの「めんつゆ」を食べ比べてみると。
 

そうめん流しの「めんつゆ」のほうが、カツオ出汁の香りと甘さがやや強いという印象で、それぞれのおいしさがあります。
 

比べてみると、2つの「めんつゆ」は​確かに味が違います。
 

調査の結果、市販の唐船峡めんつゆは
別会社の唐船峡食品が作っており、
使用する原材料も同じではなかったんです。

 

ところで、市営のそうめん流しが今年60周年を迎えるにあたり、一台限りの「光るそうめん流し」器を設置しているそうです。
 

指宿市営唐船峡そうめん流し

住所 指宿市開聞十町5967
電話 0993-32-2143

A定食 1680円
(そうめん、マス塩焼き、鯉こく、おにぎり2個、鯉のあらい)

ぜひお出かけください。
 

 

唐船峡食品
 

住所 指宿市開聞十町5955-1
電話 0993-32-5240

涼味唐船峡めんつゆ 302円 ※メーカー希望小売価格