日常でもおいしく食べられる非常食を紹介しました。
ゲストに、日本食育防災士の
日本食育防災士は、災害時に食のリーダーとして活動する人たちのことで、中村さんが育成しています。
（中村さん）
非常食を食べ慣れておくのは大切です。
特に子どもやお年寄りこそ重要なんです。
そこで、防災のプロである中村さんに、普段からおいしく食べられる「防災メシ」を教えていただきました。
彩りいなり寿司
【材料】
・味付き油揚げ 3～5枚
・アルファ米 1袋
・お湯（または水） 商品の規定量
・乾燥錦糸卵などお好みの具材
アルファ米を詰め、具材で彩ります。
フルーツ大福
【材料（2人分）】
・あんこ 40g
・ライスペーパー 2枚
・フルーツ缶詰 など
ライスペーパーに水を含ませ、あんこを半分より手前に、フルーツを半分から後ろに置いて包みます。
甘いものは不安をやわらげ、気持を落ち着かせてくれます。
カラフルみそ玉
お湯に溶かすとお味噌汁になるんです。
【材料】
みそ 200g
粉末だし 8g
乾燥わかめ 6g
乾燥ネギ 3g
板麩 5g
いりごま、青のり、一味唐辛子などお好みのもの
【作り方】
お味噌に乾燥わかめなど、お好みの具材を一緒に混ぜて、ピンポン玉くらいの大きさに丸めます。
ゴマなどをまぶして完成です。
保存も効くので、たくさん作って冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。
お味噌汁が飲みたくなったら、お湯に溶かすだけ。
みそ玉も普段から食べたくなる非常食です。
（中村さん）
非常食として何を備えたらいいか分からないという方も、賞味期限が数カ月ある食材を買っておいて、きょう紹介したメニューをおいしく作って食べて、また買っておく。
それだけで「防災」になるんです。
作るのも手軽で楽しくて、味もおいしくて、それがいざという時の備えになる。
「防災を楽しむ」という視点もあるんですね。
中村詩織チャンネル
