
薩摩川内市入来町の朝陽小学校は、2018年に閉校しましたが、今年6月、校舎が薩摩川内市初のワイナリーに生まれ変わりました。
そのワイナリーから、ワイン造りの工程を生中継で紹介しました。

朝陽小学校は、5年前に閉校した学校です。

そこを改装して、「朝陽ワイナリー」という施設を作りました。

入り口にもこのようにワインの樽が置かれていますね。

玄関をぬけると、教室の中にワイナリーが現れました。

東幹雄さんに、お話をお聞きします。

(東さん)
廃校を利用した取り組み、就労支援の場、そして地元の物を地産地消したいという思いで始めました。

(東さん)
薩摩川内市は、県内一のぶどうの産地。
収穫からワイン作りまで一貫してでき、ワイン作りに向いています。

ワイン作りの工程を、特別に見せて頂きます。

白ワインの場合は、ぶどうの果実を房から外し、それを潰します。
発酵、熟成させてワインが完成します。
一方、赤ワインは、さきに発酵させてから潰します。
つまり、白ワインは果汁のみを、赤ワインは果実全てを搾るんです。

完成したワインが出てきます。

機械を使って、コルクを入れます。

テープをうまく使いながら、最後にラベルを貼ります。
ここの工程を、就労支援の従業員の方々がされているそうです。

鮮やかな色の赤ワイン、透き通った色の白ワインが完成しました。

こちらは海外産のぶどうでしたが、薩摩川内市産のぶどうを使ったワインもあるんです。

薩摩川内市のぶどうを使ったワインは、来月発売予定です。

まず、見た目が海外のものと違います。
白ワインはぶどうの果汁だけでなく、皮も一緒につぶしているんです。

・白…海外のものよりも色がついている
・赤…ピンクっぽい色

「朝陽ワイナリー」または、樋脇町の 道の駅「樋脇」遊湯館で販売されます。