今年５月に引退した元全日本女子バレー代表迫田さおりさんが引退後初めてテレビに登場する。全力で走り続けたバレーボール人生。引退を決意した理由とは！？数々の名場面とともにそのバレーボール人生を振り返りました。

鹿児島県出身迫田さおり引退後初の生出演

【迫田さおりさん】
迫田さんがバレーボールを始めたのは、小学３年生の時。お姉さんの影響でした。
谷山中学校を卒業後、鹿児島西高校に進学。当時、決して強豪校ではありませんでしたが、メキメキと頭角を現し、九州ナンバーワンの高校生アタッカーと呼ばれるようになりました。現役時代はアタッカーとして活躍。迫田さんの代名詞と言えば、高いジャンプを生かした、バックアタック。それを武器に世界の壁を打ち抜いてきました。

高校卒業後は、Ｖプレミアリーグの東レアローズに入団。鹿児島での公式戦にはかつての同級生も応援に駆けつけました。そして、２０１０年には全日本のメンバーに初選出。
２０１２年には、夢の舞台ロンドン五輪に立ちます。初めて出場したオリンピック。迫田さんは３位決定戦で宿敵・韓国相手にチーム最多の２３得点を挙げる大活躍を見せ。日本を２８年ぶりの銅メダルに導きました。

４年後のリオデジャネイロオリンピックにも出場し、ベスト８進出を果たしました。
２大会連続のオリンピック出場。Ｖプレミアリーグでベスト６を２回、得点王を１回、輝かしい記録を残して･･･今年５月。迫田さんは１１年間の現役生活に別れを告げました。

　
【色々質問しました】
Ｑ）バレーボールを始めた頃から将来の夢はバレーボール選手だったんですか？
Ａ）いいえ考えた事はありません。お花屋さんになる事が夢でした。

Ｑ）鹿児島西高校を選んだ理由は？
Ａ）強い高校には興味なく、姉が居る鹿児島西高校を選びました。
　
Ｑ）全日本の中心として活躍していた時、どんなモチベーションでバレーに取り組んでいましたか？
Ａ）仲間がいるから安心してプレーしていました。
　
Ｑ）銅メダルの重みというのはいかがですか？
Ａ）とても感慨深く、重く感じます。
　
Ｑ）いつ頃から引退については考えていましたか？
Ａ）常に悔いの無い様にバレーボールをしていたので、引退に対しても常に考えていました。
　
Ｑ）引退を決断した一番の理由は何ですか？
Ａ）戦うエネルギーが無くなってしまい、気持ちを作る部分が欠けてきました。中途半端な気持ちでプレーするのは申し訳ないです。
　
Ｑ）これからの予定、目標は何ですか？
Ａ）少しずつ環境も変化いくので、ゆっくり考えて行こうと思います。
　
応援してくれる鹿児島の皆さんへのコメント　
「鹿児島の皆さんの応援のおかげでここまで頑張る事が出来ました。今まで本当にありがとうございました」との事でした。
　
迫田さおりさん、１１年間本当にお疲れ様でした！