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3月27日（火）思い出の味を再現！デジャブ食堂～タカプラ青春の味

2018年3月27日

先月惜しまれつつ閉館した天文館のタカプラ。待ち合わせの定番として親しまれたタカプラで青春時代を過ごした人も多いはず。ここにかつて「和風スパゲティ」が人気のパーラーがありました。当時の料理担当者にレシピ再現を依頼。果たして「青春の味」は再現できたのでしょうか？

思い出の味を再現！デジャブ食堂～タカプラ青春の味

【スパゲティ専門店のメニューの再現】
今回の依頼は、お母様が経営していたスパゲティ専門店のメニューの再現。依頼人の飯山さん親子を訪ねて、『フローリストイイヤマ』を訪れました。鹿児島の若者文化をリードし続け、鹿児島の未来と発展のために、今年2月惜しまれながらも閉店したタカプラ。1970年代後半から80年代、そのタカプラで鹿児島初と言われたスパゲティ専門店を経営していたのが飯山さんのお母様でした。お母様の幸子さんが今年亡くなり、スパゲティ専門店の資料を整理する中で、思い出の味を娘と味わいたいと思ったのだそうです。
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【西洋亭ひろはまへ】
その思い出のメニューは「若者のアイドル」。都会のスパゲティ専門店の人気メニューと同じ名前です。何故同じ名前のメニューがイイヤマにあったのか、再現出来る方を探していると、中央駅近くベル通りにあるハンバーグの人気店「西洋亭ひろはま」の廣濱孝穂シェフに辿り着きました。実は廣濱シェフは以前『イイヤマ』で働いており、和風スパゲティの基本となる『A』のソースのレシピを作った方だったのです。
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【試作】
レシピが見つかったとは言え、当時と同じ食材や調味料を揃えるのに苦労したそうです。中でも基本となるソースを再現するのは大変だったとか。いよいよ再現に向けた試作が手際よく進んでいきます。当時行列が出来る程の人気店だったイイヤマで開店当時から働いていた廣濱さんに、メニューを作る時の思い出や苦労話もお聞きしました。
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【若者のアイドル】
試作品が完成しました。当時の若者を魅了したスパゲティ「若者のアイドル」は、赤いウインナーが時代を感じさせる懐かしの和風スパゲティです。
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【飯山さん親子試食】
いよいよ飯山さん親子に食べて頂きます。お母様との思い出の味は三世代につながる味となりました。飯山さんは当時働いていた廣濱さんとはまるで家族のように過ごしていたこともあり、飯山さんのお母様の思い出話が尽きることはありませんでした。
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