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11月1日(木)本格的な寒い季節を前に最新の節電術を特集!

すっかり気温も下がり、ついつい入れてしまう暖房。そこで気になるのは電気代!この季節ならではの悩みを電気の専門家と一緒に解決します。エアコンや電気カーペットの使い方を変えるだけで年間の電気料金がかなりお得に。また今注目の「蓄電」も紹介しました。

本格的な寒い季節を前に最新の節電術を特集!

電気のエキスパートに聞く!冬の省エネ術
気温がガクッと下がり、ついつい暖房を入れてしまうこの時期。そこで気になるのが電気料金。いつの間にか家計を大きく圧迫しているこの出費をなんとかしたい…電気のエキスパート九州電気保安協会の西村さんに話を聞きました。

【冬の省エネ術その1・暖房の設定温度に気を付ける】
暖房の設定温度は20℃を目安に設定した方がいいそうです。暖房の設定温度を21℃から20℃に変更しただけで、年間約1170円の節約になります。(外気温6℃ 1日9時間使用した場合の想定)寒いと感じたら着るものに気をつけてみてください。ニットのカーディガンを羽織るだけでも体感温度は2.2℃アップしますよ。
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【冬の省エネ術その2・電気カーペットの設定温度を低くする】
電気カーペットの設定温度を「強」から「中」に変更しただけで年間約4090円の節約になります。(3畳用のものを1日5時間使用した場合)電気カーペットを床に直接敷くと熱が逃げてしまい暖房効率が下がるので、電気カーペットの下に断熱マットを敷くと温かさが逃げません。
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太陽光発電が直面する2019年問題
節約と言えば、今では多くの家庭で導入されている「太陽光発電」。作った電気を使うことで電気代の節約になる上に、余った分は電力会社に売ることが出来るという便利なものですが、実は今ある問題に直面しています。太陽光発電や蓄電池の設置などを行う株式会社NEOの赤﨑広久代表に太陽光発電が直面する問題について聞きました。太陽光が直面する問題、それは2019年問題です。太陽光発電で作った電気を10年間高い価格で電力会社が買い取るという制度が終了する家庭が出始めるのが2019年なんです。これは2009年以前に太陽光発電を始めた家庭が対象で、その後の買取価格は大きく下がり全国55万世帯に影響があるとされています。
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電気を貯めて使う、蓄電池
そこで注目を集めているのが蓄電池。電気が高く売れないなら自分たちで蓄えて使っちゃおうということなんです。太陽光発電を導入している福里さん宅では、昼間太陽光発電で蓄えた電気を電気料金が高くなる夜間に使うという蓄電池のシステムを取り入れていて、およそ月6000円も電気料金が下がったそうです。また先月上陸した台風25号の時も周りが停電している時に蓄電池が活躍したそうです。自然災害が多いこの頃。いざというときに電気が使えるというのは大きなメリットです。蓄電池があれば、節電になるだけではなく災害時の非常電源にもなります。これから電気は自分で作って、貯めて、使う時代です。太陽光発電を使っている方もそうでない方もぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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