赤ちゃん誕生の喜びの時にも、新型コロナウイルスが影響しています。県外で暮らすプレママたちは鹿児島での出産が難しくなっています。不安なプレママたちを応援する助産師たちのSNS無料相談もご紹介します!
里帰り出産に悩むママたち 新型コロナウイルスの影響
県内の産婦人科は、新型コロナウイルス感染予防のために受診する患者以外の病院への立ち入りを制限したり、県外からの里帰り出産の受け入れを中止している病院が多くあります。年間およそ900件の出産がある鹿児島市立病院でも、4月から県外からの里帰り出産の受け入れを中止しています。
横浜市在住で7月中旬出産予定の橋之口さんは、横浜の感染者が多いことから、ふるさとのいちき串木野市での出産をあきらめました。出産後の2歳の息子と赤ちゃんの世話、自分たちが感染したらどうなるのか?不安を隠せません。
県外からの里帰り出産の中止が、種子島で唯一の産婦人科、種子島産婦人科医院の経営に影響を与えました。5月25日、全国の緊急事態宣言が解除を受け、種子島産婦人科は里帰り出産の受け入れを再開しました。受診前に提出する書類、条件変更の可能性もあるため、事前に電話で問い合わせをお願いします。
小嶋さんは福岡県北九州市から鹿児島市の実家に里帰りし、8月に出産予定です。新型コロナの感染拡大で、健診に1歳の娘を連れて行くことができず、近くに預ける人もなかったことから悩んだ末に実家に帰って来ました。ご主人が赤ちゃんにしばらく会えないのではないかと不安な毎日だそうです。
鹿児島県で誕生する赤ちゃんのおよそ10%が県外からの里帰り出産で年間およそ1000人と推測されています。病院関係者、そしてお母さんたちは赤ちゃんを守るために我慢を続けています。
コロナ禍に妊婦の悩みに向き合う助産師さんを紹介!
徳之島の助産師たちがLINE相談をはじめています。代表の「助産院ねんねがせ」野中涼子さんにお話を聞きました。相談の受付は月曜日から土曜日午前9時~午後6時です。
【助産院 ねんねがせ】
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