全国各地でバナナジュース専門店が次々にオープンするなど、今年はバナナブームとも言われています。
そんな中注目されているのが、南九州市川辺町で生産される、1本1000円近くする超高級品バナナ!人気の秘密と超高級のワケを産地から生中継でお伝えします。
南九州市川辺町神殿の農業法人神バナナでは、1本1000円近くする超高級品バナナ「神バナナ」を生産しています。栽培マネージャーの堂薗直樹さんにお話を聞きました。
神バナナの名前の由来は地元の神殿(こうどん)という地名。バナナの木は3ヘクタールの敷地に6000本も栽培されています。
今年は「バナナブームの年」と言われています。全国のLINEを使っている人達を対象に行われたアンケートの結果、「タピオカの次に流行する物は?」との問いに1位はバナナジュースが選ばれました。全国各地にバナナジュースの専門店が次々にオープン。
日本初の国産バナナの専門店と言われている東京のスイーツ&ジュース「国産バナナ研究所」では、4種類の国産バナナのジュースが楽しめます。このお店で一番人気のバナナジュースが、神バナナを使ったジュース!濃厚な味わいと花のような芳醇な香りが魅力なんだそうです。
神バナナは無農薬で栽培しているので、なんと皮ごと食べられます。神バナナの実にも栄養が沢山含まれていますが、皮にはカルシウムは実の約80倍、食物繊維は実の約30倍、カリウムは約20倍も含まれています。(※日本食品分析センター調べを参考)
値段はバナナにちなんで1本877円!贈答用にぴったりの木箱に入ったバナナもあります。
実は国産のバナナは大変希少。神バナナは全国的に見ても栽培規模が大きく、通年を通して安定して出荷できているところが強みです。
水にもこだわりがあり、名水百選に選ばれているわき水を使用しています。毎日くみに行き、多いときで40トンも水まきするそうです。
そして、川辺町神殿の寒暖差がある環境が、バナナの甘み、うまみを最大限に引き出しています。
収穫したバナナは追熟専用の部屋で更に甘みを引き出し、出荷に備えます。
神バナナの出荷は、2018年度と比較すると2019年度の出荷量は1.5倍に!バナナブームのおかげで、特に関東方面から多く注文がきているそうです。
驚き!神バナナを使った新商品
今年新たに開発されたバナナビールとバナナカレーをいただきました。バナナビールは、フルーティーで女性やビールが苦手な方に大好評。今年春に第1弾を販売しましたが、すぐに売り切れてしまいました。第2弾を今月から販売開始しています。
バナナカレーは、ルーにバナナのペーストを使用。濃厚で甘く、意外とカレーと合っています!現在試作段階で、今後は鹿児島の特産品を使った具材を入れる予定だそうです。
神バナナはネットで注文可能。事務所で直接購入することもできるそうです。
【農業法人神バナナ株式会社】
本社:南九州市川辺町平山4109番
農場:南九州市川辺町神殿1374番地
TEL:099-356-5575
営業時間:午前9時~午後5時
神バナナ(1本)877円(税込)
神バナナ(5本セット・木箱付き)5385円(税込)
神バナナビール(350ml) 450円(税込)