8月29日(火)気になる“現場”を見てきました~鹿児島東西道路トンネル工事~
2023年8月29日
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鹿児島市の中洲通り、甲南高校前に、突然現れた鉄の壁。
この壁に覆われた鹿児島東西道路トンネルの工事現場に潜入し、中の様子を取材しました。
鹿児島東西道路
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高速道路「九州自動車道」の鹿児島インターから、武岡トンネル、新武岡トンネルを経て上荒田町までの約3.4キロの道路です。
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特に、朝夕の通勤帰宅時間は車が大変混みあっているため、新しく3つ目のトンネルを建設しているんです。
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新しいトンネルは、鹿児島インター側から入ると地下に潜り、そのまま市街地方面に向かいます。
距離はおよそ2.3㎞です。
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現在使われているトンネルの出口は、建部インターですが、新しいトンネルは、中洲通りの甲南高校前あたりに出ます。
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混雑する曙陸橋の地下を通す事で、渋滞を緩和しようというものなんです。
トンネル工事現場に潜入
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トンネルの出口となる場所にある、巨大な鉄の壁に覆われた建物の名前は、防音ハウス。
トンネル工事で発生する音を低減してくれるものなんです。
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防音ハウスの中では、トンネルの掘削作業で出た土砂を運搬する設備の準備などが進められています。
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トンネルは、巨大なシールドマシンという機械で掘ります。
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桜島フェリー1隻分とほぼ同じ重量というシールドマシンは、神戸の造船所から、220個のパーツに分解して運ばれ、この中で組み立てられました。
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道路トンネル工事としては、九州で初めて採用された、シールドマシンによるシールド工法。
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3階建てのビルの高さに匹敵するシールドマシンの大きな刃で、1日に15m掘り進める計画なんだそうです。
インフォメーションセンター
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防音ハウスのすぐ横に、工事に関する資料や模型が並ぶ施設があります。
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完成前後のジオラマが設置されていて、工事の情報を発信しています。